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そんな出来事から少し経つと

胸のモヤモヤと共に祐希さんの事が

頭から離れなくなった。


「藍~!」


小川さんが俺の名前を呼びレシーブをする


「祐希さん…」


無意識に横目で祐希さんを追ってしまう

すると


「痛っ!」


「お~い、藍よそ見すんなよ~」


ボールを落とした俺に近づくと小川さんに

頭を 軽く小突かれる


「痛った!?小川さん頭小突かんで下さいよ~!余計頭悪なったらどうするんですか?」


「知らねぇよ笑」


「もし頭悪なったら小川さん

責任取ってくださいよ?」


「いや、知らないから笑」


なんて軽いボケを言うも俺の目は祐希さんを

追ってしまう。


「藍~?注意してる最中によそ見なんて

いい度胸だな~?」


そう言うと小川さんはいつの間にか拾っていたボールを俺にぶつけてきた。


「ちょっ、痛いっすよ笑」


「お前がよそ見するからだろ笑」


「というか藍、祐希さんの事気になるの?」


「へっ…///急になんですか…///!?」


「だって、藍さっきからずっと祐希さんの方

見てるからさ?」


「え、そ、そうですか…///!? 」


そんな小川さんの指摘に驚いていると

小川さんはニヤリ笑いこう言った


「え、もしかして無自覚?」


「え、あ、はい…///?」


「まじか笑」


小川さんはそう一言言うとくすくすと

笑い始めた。


「ちょちょ…///そんなにおもろいくらい無意識に見てました…///?俺…///?」


「うん、めちゃくちゃ面白いくらい

無意識に見てたよ?祐希さんの事笑」


「祐希さんに穴空くんじゃないかって

思うくらい笑 」


「まじですか…///」


なんて会話をしていると


「おわっ///!?ボール…///?」


「どこのペアから来たんだよこのボール?」


「わかりません…///」


どこのペアから来たか分からずにいると


「藍、小川~ごめん!そのボール俺と太志の

とこの!」


「ゆ、祐希さん…///!!そうだったんですね…///どうぞ…/// 」


ボールを渡す


「ん、ありがとう。 」


そして祐希さんが太志さんの所へ戻ると


「し、死ぬかと思った…///前は話しかけられても普通やったのに…///もう名前呼ばれるだけで胸張り裂けそう…///」


あのモヤモヤした感情になった日から俺は

祐希さんを無意識に目で追ったり、会話をしたり、名前を呼ばれるだけで胸が張り裂けるほどにドキドキするようになった。

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天才です

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