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ほほぉ〜☺️ 💚は、コスプレ好きかぁ〜😆💕
あべなべだぁ~っ‼️タイトルにつられてきちゃいましたっ‼️ ガチャピンの安心感えぐえぐそうですね💚💙
ジリリリリリリリ。
局内に、けたたましい非常ベルの音が鳴り響いた。出番を終え、楽屋に戻る途中だった俺たちは、何事かと動きを止めた。
すると、阿部の腕が俺を掴んだ。
「ちょ……なに?」
まだガチャピン姿の阿部が、グイッと俺の腕を掴み、いきなり走り出した。衣装のまんまの俺もつられて走り出す。
衣装。
そう。俺の今日の衣装は、某国民的大人気アニメ、ちびまる子ちゃんの赤いミニスカートと、その下の白シャツ。中途半端な丈の靴下に、足元は上履き。スタッフさんが揃えてくれたコスプレ一式だ。ほぼ素足なのでスカート丈も相俟って寒いったらない。
「どこ行くんだよ〜」
ベルの音が鳴り止まず、事態を確認しようと、数人のスタッフたちが慌ただしく動きだすのが見えた。あとはみな、ベルに気を取られながらも、なんとか通常通りに仕事をしている。
スタジオ外の通路はいつもより多くの人間でごった返していた。特番の撮影中なので演者も多い。そんな中、阿部だけがグイグイと人の流れに逆らうように俺を人気のない方へと引っ張っていく。
何度か曲がり、所々に荷物が積んである、入り組んだ迷宮のような通路を抜けると、似た楽屋が並ぶ場所に出た。そのうちの一つのドアにあたりをつけ、阿部は俺を連れてその中へと侵入した。
………中は無人だ。
表に貼り紙もないその楽屋は真っ暗で、入るなり阿部が壁面のスイッチを点けた。
楽屋は清掃に入った後らしく、物はなく、綺麗に整頓されていた。
次に阿部は俺の背中に回ると、ぐいぐいと俺を押し込み、無理やり楽屋中央のソファに座らせた。
「何だよ急に……んぅっ…!」
阿部の顔面が近づいてきたかと思った瞬間、急に唇を塞がれた。息ができない。固まったまま硬直している俺に構わず、阿部は顔の角度を変えながら、強引に舌を挿し込んできた。
口内を蹂躙され、阿部の舌が縦横無尽に俺の上顎を擦ったり、歯列を舐め回したりしている間に、俺も阿部の熱に感化され、つい息が漏れる。
てか、なに?
どうしていきなり盛ってんだ…こいつ…。
痺れる頭でぼんやりそんなことを考える。阿部は俺の後頭部に手を回したまま、ゆっくりとそのままソファに俺を横たえた。
「翔太」
初めて言葉を発した阿部を見上げる。阿部の黒目に俺が映っていた。某ちびまる子ちゃん姿の俺が。
「これ…どういう状況…?」
「こういう状況」
阿部は俺の手を取ると、自分の下半身を俺に触らせた。ガチャピン色のほぼ蛍光色に似たスーツのズボンの中央が膨らんでいる。阿部の口角が上がっている。恥ずかしいとかそういう感情はこいつにはなさそうだ。
……そうだ。
阿部は無類のコスプレ好きだった。
「いや俺まるちゃんだし」
「うん。脚、キレイだった」
「この後まだ出番あるし」
「次まで大分あるね」
「非常ベル鳴ってたじゃん」
「俺が鳴らした」
「は???」
絶句する俺に、阿部が微笑む。
「翔太が悪いんだよ?可愛くて可愛くて可愛いから」
「へんた……っ!!…」
抗議の言葉は、目の前の緑の魔物によってあっけなく遮られた。
阿部は戸惑う俺を無視して、覆い被さってくると、邪魔だな、と言ってガチャピン帽をその場に脱ぎ捨てた。目の覚めるような上下緑のスーツ姿の男が、鼻の下を伸ばして近寄ってくる。
阿部の手がおもむろに俺の頬にあてられた。
ギョッとして見ると、誘ってるの?と訊いてきた。
あ。
もうだめだ。
こうなった阿部は、誰にも止められない…。
阿部の目の奥に欲望の光が宿る。
阿部が言った。
「おかっぱ頭、可愛いねぇ」
「ちょ!!あべ……」
阿部は、白いシャツを器用に片手で脱がしていき、そのままその手で胸の先端を愛撫し始めた。
「やんっ!!」
あ……。
そんなつもりないのに、高い声が出る。阿部に日頃しつこく開発されたカラダは至極簡単に熱を持った。そして、阿部の口角がますます上がるのが見えた……。
◇◆◇◆
反則なんだよな。
生足でステージに立つとか。
しかも、スケスケの、うっすいミニスカートとか。
今年は翔太にクリスマスにどうしてもサンタコスをさせたくて、先日某通販サイトで可愛らしいミニスカサンタの衣装を購入した。
翔太が外出している時間を見計らってちゃっかり受け取り、自室のクローゼットに今は大切に保管してある。
だから、翔太に可愛いカッコをさせて、致す…というのは俺の今年最後にして最大の野望だったわけで。
それなのに、急遽決まったこの歌番組へのコスプレ参戦。翔太はちびまる子ちゃんに指名された。このキャスティングには感謝しかない。
本番終了までは俺も何とか理性を保てたものの、愛しい翔太のロリコン少女姿を目の当たりにして、俺が普通でいられるわけがないだろ(怒)
ボブカットのかつらを被り、黄色い通学帽を被ってピーヒャラ踊る翔太は、可愛さの塊でしかなかった。
翔太は、ここへ来て、初めこそ戸惑う素振りを見せていたが、今では、ピンク色の控えめな乳首を俺の前に晒して、先端を摘まれると小さく喘ぎ出した。膝を股間に押し付ければ、興奮してきているのがわかる。
本人も気づいてないだろうが、さっきから俺にしがみついてるし。目、潤んでるし。何なら、自分で下半身を押し付け始めてもいる。
「最高///」
思わず漏れた一人言に、翔太は反応せず、うっとりと俺を見上げた。冷たかった身体は少しずつ熱を帯び、スカートの中に手を入れるとぶるりと震えた。顔にかかる息が熱い。
年端のいかない女児をいたぶっているような錯覚の中、しっかりと主張している男根が倒錯的でとてもいい。こういうのむちゃくちゃ興奮する。
勃ち上がったそれを握ってやると、翔太は、あ、と声を上げた。
「変態だね」
「……っ!!///どっちが…!!」
「どっちも♡」
翔太の欲望を握り込み、優しく手を動かしてやると、ようやく翔太は静かになった。わざとらしく塗られたチークよりも、地肌がより紅く映える。翔太は口を半開きにして、熱を逃している。気持ちいいのだろうと思うと愛しくて、また唇を吸った。すると、今度は翔太の方から舌を伸ばしてきた。可愛くて愛しくて、キスが深くなっていく。
指先にぬるぬるした感触が伝わったころ、可愛らしい声で翔太が鳴いた。
「ねぇ……出ちゃう…んっ…りょへ……」
「一回イッとく?」
「やぁだぁ……」
解放したい気持ちと、恥じらいとが翔太の中でせめぎ合い、ねだるような視線で俺を見た愛しい人の耳元で俺は言った。
「後ろ向いて」
翔太は素直に身体を反転させると、突き出すように秘所を見せつけた。
俺に身を任せている間、自分では指で後ろを解していたようで、ナカをくちゅくちゅとかき混ぜる光景が容赦なく俺を煽る。もう限界まで張り詰めたそこを、翔太の可愛らしい場所に擦り付けた。
「かたい……あつい……」
ヒクヒクと俺を待ち望むその場所に翔太が腰を揺らして誘導する。その仕草はそこまでこなれてなくて、またそれが俺の加虐心を煽る。
白い臀部を両手でわざと乱暴に掴み、入口に俺のものをあてがうと、まだ少し硬い蕾に注意深く挿し込んでいく。翔太は俺の質量を感じるたびに小さく鳴いた。
「おっき……ねぇ…あんっ!……ああ…」
うねる肉壁を分け入っていく快感と湿った感触に甘い悦びがつきまとう。翔太のナカは熱くて、そしてむちゃくちゃ気持ちよかった。そこは余裕なく収縮し、俺を奥へ奥へと導くようにうねっている。少し腰を引いてから再び強く奥へと押し込むと、翔太の背中が弓なりに反った。
「きもち……っ…!!」
俺の視界には、まくられた赤いミニスカートの中の小さなお尻の中央が、しっかりと俺自身を捉えて離さない様子が見える。
「ああ……むちゃくちゃ興奮する……」
「……ねぇ……またおっきくなった……あんっ…」
翔太の苦しげな声にますます興奮する。俺の欲望は天井知らずだ。
そこで、はた、と思う。
……俺、幼女に対してイケナイ欲望でもあるのかな。
邪魔な思考が巡り始め、動きが止まった俺を、今度は翔太の方から腰を押し付けてきて、もっと攻めるようにと促した。はっとなり腰の動きを再開する。
「亮平!亮平!あんっ!あんっ!ああっ……」
「翔太、気持ちいいよ、さいこ……っ…!!」
後ろから繋がる俺たちは、まさに獣そのもので、さらにもっと深く繋がりたくなった俺は、翔太の腰を持ち上げると、ソファの背もたれを掴ませ、翔太を立たせた。さらに奥へと腰を振り、次第に翔太の声も大きくなる。翔太の前はもうぐしょぐしょで、白濁が漏れ始めているのがわかる。楽屋のソファを汚すわけにはいかないので、ほとばしる先端を手で覆った。
「あっ!!おれ、いっちゃ……うぅん!!」
「んっ…おれもいく……!!」
そして俺は、迫り上がる欲望を翔太の中に、ありったけ撒き散らした。
「バカなの?」
後始末を終え、ソファに並んで座ろうとしたら、翔太にまず怒られた。
床を指さされ、正座させられる。
ここで、翔太だって盛り上がってたじゃん、なんて言い返すと、家に帰っても口を聞いてもらえない可能性があるので貝の口になる。
「この後、俺たち出番あるんだけど」
「おい、聞いてんのか」
「返事しろ」
「…………ハイ。スミマセンデシタ」
床に落ちていたガチャピン帽を被り直し、意識して可愛らしく小首を傾げると、翔太の顔がほんのり赤くなった。
「あざと…///」
◇◆◇◆
「ごめんね、翔太が可愛いから我慢できなくっちゃって……俺のこと、もう嫌いになった?」
阿部は本当に変態だし、俺も一緒にいるうちにいつのまにか少しずつ影響を受けている気がする。認めたくはないが、結局、ヤッたわけだし…気持ちよかったし。
それにこうして甘えてくる阿部が可愛くない…わけでもない。
言葉にならない思いを晴らすように、阿部の頭を強めに小突き、戻るからなと、楽屋を出て行こうとすると、今度は後ろから抱きすくめられた。すっぽりと阿部の腕の中に収まってしまう己の小ささが憎い。
「ねぇ、俺のこと嫌いになった?」
「……ならねぇよ」
「よかったぁ♡♡」
「戻るぞ」
「うんっ♡♡♡」
こうして緑の魔物に抱きしめられるのが暖かくて気持ちいいなんて悔しいから絶対言ってやらない。
俺は、阿部の袖を引くと、そのまま二人でラブホがわりに使った楽屋を後にした。