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続き待ってます!
こんにちは
くくるです
3話とかもう行っちゃってね
あ、でもちゃんとやるべきことは出来てるよ!
⚠️注意⚠️
🇧🇾🇷🇺
🇧🇾が可哀想
暴力表現あり
ウクライナ視点
「……はぁぁぁ…。ようやく抜け出せた。」
「あんな地獄みたいな場所、今までよく耐えてたよな……」
まぁ殆どがクソ兄貴のせいなんだけど。
__唯一、気がかりなのは
弟のベラルーシ
「置いてきちゃったけど…」
いや、無理やりにでも連れてくるべきだった……
ただ、今戻ってもクソ兄貴がいる限り……不可能だろうな。
あんな暴力野郎からすぐに離して、ベラをこちら側に招かないと!
……アメリカさんに相談してみようかな。
力になってくれるかも、しれない!!
えっと……まずはベラに大丈夫か連絡をして……
その後アメリカさんに電話、と。
ウクライナ 『ベラ、大丈夫?』
ベラルーシ 『ウクク』
ベラルーシ 『大丈夫だよ』
ウクライナ 『良かった』
ウクライナ 『少し、直接話したいんだけど、いつ空いてる?』
ベラルーシ 『いつでも大丈夫だよ』
ベラルーシ 『ご飯の時間に間に合えば大丈夫』
ご飯の時間って……
まだ、守ってるんだ
……あの時、ベラのご飯全部食べられなかったな
悲しそうだったのをおぼえてる。
……言うタイミングまちがえたのかも
まぁ、もう過ぎたことナヨナヨしても仕方ない!
今は、とりあえずベラを救うんだ!!
プルルル……プルルル……
《Hello?》
「アメリカさん、ウクライナです」
《おぉー!!ウクライナ!大丈夫か?》
「はい、今の所は」
《そりゃあ、何よりだ。で、どうしたんだ?》
「あの、僕の弟のベラルーシっているんですけど、その子もコッチ側に引き入れたくて」
《あぁ〜……えっと、丁度さっき、ベラルーシってヤツから連絡が来てな》
「え!?」
《少し話がしたいって》
「そうなんですか…!良かったぁ」
《おう、こちらとしても、ロシアが孤立してくれるのは有難いからな。明日、会うことになってるんだが、お前も来るか?》
「是非!」
《OK!じゃあ、詳しいことはまたメールするから》
「ありがとうございます」
《じゃあな!》
プツンッ
電話が切れたと同時に、俺の緊張の糸も切れた。
良かった、ベラも俺と同じ考えだったんだ
あのクソ兄貴に毒されてなかった
きっと助けを求めてるんだね
後、もう少しだけ待っててね
絶対にアイツから守る!!
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ベラルーシ視点
「はー、はー、お”ぇ……」
さっき、兄さんに殴られちゃった
“目付きがウクライナと似てる”んだって
“また、俺から離れるのか”って
そりゃあ、僕とウククは双子みたいなものだし
似ちゃうのは仕方ないと思うけど……
兄さん、あれから、ウククの事ばっかり
まぁ、仕方ないとは思うんだけど
僕のことは、見てくれない
さっき、アメリカさんと連絡をとった。
明日、カフェで話そうって言ってくれて、少し安心した。
僕じゃ兄さんを助けられないかもだけど、同じくらい強いアメリカさんなら、何とかしてくれるかもしれない。
「……?ウククからだ」
話したい……か。
僕も、話したい。
また、背中さすって、慰めて欲しい。
ガチャッ
「ベラ?」
「ッ兄さ」
「どうした?大丈夫か……?」
「大丈夫だよ、兄さん」
「……」
「兄さん?」
兄さんは黙ったまま、僕の元へ近づいた。
怖い
何考えてるのか、分からなくて
なんて声をかければいいのかも、分からない
「……なんで、ウククと連絡取ってるんだ?」
!
見られた……
「い、いつ、帰ってきてくれるのかなって」
「帰ってくると思ってるのか?」
「うん……」
「へぇ」
「どうやったら帰ってくるか、教えてやろうか?」
…?
「聞きたい…」
「そうか」
一瞬だけ、兄さんの眼に生気が戻った気がする。
その後、僕に待っているのは、地獄だった。