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麗の自宅を後にした弘人は、そのまま香山探偵事務所に向かった。
すでに21時を過ぎていたが、事務所の窓から明かりが漏れていた。
(良かった。香山さんまだいるみたいだ)
みゆへの復讐が終わった時、もう二度と香山探偵事務所には来ないつもりだった。
香山探偵事務所のお世話になるということは、それだけ面倒事に巻き込まれているということだから。
(でも仕方ないよな。北村さんを守るにはこれが最善の方法だし)
ドアを開けると、デスクで仕事をしていた香山が顔を上げる。
「藤堂さん!?」
「ご無沙汰してます」
驚く香山に、弘人は頭を下げる。
「どうしたんですか?あ、どうぞそちらにお座りください」
「失礼します」
弘人が応接セットのソファ*************************
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