テラーノベル
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えむは、練習が終わって、すぐにみんなと解散した。えむがいなくなったあと、寧々と類はつかさに話していた。
「ねえ、司。えむについてどう思う?」
「最近のえむ、どう見える?」
司は少し考えて、答えた。
「絶対に俺たちに隠し事をしているってことだけはわかっている。今までのえむだったら素直に言うはずだ。体調が悪いなら、”少し体調良くないんだ”って言うはずだ。でも今回は頑なに隠そうとしている。無理やり真実を隠そうとしてる」
類と寧々は少しホッとした。司もその違和感に気づいていたから。
「えむさ、もしかしたら、病気を抱えてるんじゃないかな」
「は?病気?」
「そうしたら、これまでの行動に説明がつくんだ。さっきのこともそうだし、えむくんが言葉に詰まったのも、全部ね」
「あぁ。確かに”明日”で詰まっていたが、。まさかえむは、明日が来るのか不安に思っているのか?」
「可能性としては大きい。きっとえむくんのことだから、僕たちに迷惑をかけたくないと言って必死に隠しているんだろうね。」
「うん。間違いないよ」
その言葉を聞き、司は考えた。確かにえむなら隠しかねない、と。
ーなら、俺に出来ることは一つしかない。
「じゃあやることは一つしかないな。えむの様子を見つつも、えむが笑えるように俺たちがなれば良いのだ。今日が楽しかったって思えれば、少しは変われるのではないか?」
その提案はすごく現実的で、やって実際に変わることはできるだろう。
「そうだね。やってみようか」
「うん。その後のことは後で考えよう。」
「それじゃあ!今日は解散!」
そうして3人は解散した。一方家では、えむは机に突っ伏して考えていた。
ーやっちゃった、。どうしよう。まさかフラフラするなんて思わなかった。なんで?なんでなの?まだ、半年、。あ、半年しか、ないんだ。
えむは、その事実に気づき、また涙を流した。あと半年しかみんなといられない。その事実がえむを苦しめたのだ。だけど、明日からは必要以上に気を引き締めないといけない。もう、バレてはいけない。次、何かあったら絶対にバレると感じたから。
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