他の人から見たら、彼女は殺気を放っているように見えるかもしれないが、
彼女が放っているのは殺気ではない。
単純な
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俺は初めて見た彼女の表情に怯えつつも、レイに話しかけた。
「れ、レイ、、、?な、なんで、、、そんな怒っとるん、、、、、、?」
『・・・』
「ッ………」
ただただ、彼女は無言で兵士達を睨みつけている。
kn「、、、レイ、、、、、、」
コネシマも、平静を保っているように見えるが、声が震えている。
しばらく彼女は黙っていたが、少しして大きなため息をついた。
そのため息すらも聞いたことがなかった。
その場にいる全員に悪寒が走り、顔が青ざめた。
『・・・シャオロンとコネシマは幹部用の訓練場に行っててくれ』
「…え?」
kn「な、、、なんで、、、?」
俺達は彼女の言っていることが理解できなかった。
すると……
『いいから』
と、少しドスのきいた声で言った。
その瞬間、「(ここに居てはいけない)」と俺の本能がそう告げた。
「、、、、、、分かった」
コネシマも本能的に感じたのか、黙って頷いていた。
『、、、ありがとう、、、、、、』
そう言った時だけ、いつものレイに見えた。
「、、、行こか、シッマ」
kn「おん、、、、、、」
レイ、、、、、、
何があったんやろ、、、
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「なぁ、、、シッマ、、、、、、」
kn「、、、ん?」
「あの事ってさ、、、、グルッペンに言った方がええんかな、、、、、、」
kn「、、、、、、言ってみてもええんちゃうか?」
kn「グルッペンのことやし、俺らが知らんことも知ってるやろ、、、」
「、、、フハッwそれなんか複雑やわw」
kn「?なんで?」
「やってさ、俺の方がレイといた時間長いのにグルッペンの方がレイの事知ってるって、、、なんかな、、、w」
kn「、、、、、、wそれもそうやな」
「まぁ、聞くだけ聞いてみるか」
kn「せやな」
そうして、俺達は総統室へ向かった。
焦りから、早歩きになり、
汗が滲んでいることも知らずに────
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