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そうして、俺達は総統室へ向かった。


焦りから、早歩きになり、

汗が滲んでいることも知らずに────


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


やっと総統室に着いた。

いつもならそんなに感じない距離も、とても長く感じた。


「コンコン))シャオロンや」

kn「コネシマ」

「入れ」


中に入ると、いつもの3人がいた。


我々国総統

グルッペン・フューラー

戦争大好き5歳児()


書記長兼総統補佐

トントン

幹部一、いやこの国一の苦労人←


外交官

オスマン

お茶会大好きのJK


そんな個性的な奴らだがれっきとしたうちの三強だ。


グルッペンのカリスマ性に敵う奴はいないし

トントンの怖さに敵う奴はいないし←

オスマンの洞察力に敵う奴はいない。


gr「いきなりどうしたんだ?」

os「二人がこんな時間に一緒に来るなんて珍しいめう〜」

tn「訓練場行くって言うてへんかった?」

「いや、一応行くには行ったんや、、、レイも、、、((ボソッ」

os「!、、、、、、レイちゃんもめう?」

「!?、、、聞こえとったんか?」

os「めう〜」

gr「フム、、、その当の本人が居ないが?どうした」

kn「、、、そのレイについて聞きたい事があってここに来たんや」

三強「!!」

gr「、、、、、、なんだ?」

「、、、さっきな、、、訓練場行ったら、また兵士達がダラダラしとってん、、、」

tn「!またかっ、、、!」

「おん、、、そんで、(あぁ、またか)って思っとたら、俺らが居るのに気づいたらしくてさ」

tn「準備しだしたと、、、」

「ん、、、でもな、並んだ後って普段なら兵士達は普通の表情しとるのに今回は違かってん、、、」

os「、、、どういう事や?」

kn「兵士全員の顔が真っ青になったんや!!」

三強「!?」

tn「な、なんでや、、、?」

「最初は俺らも分からんかった、、、でも、ふと隣に居ったレイの方を見たら、、、、、、ッ」

gr「、、、大丈夫か?」


俺らは首を振った。

大丈夫な訳が無い。

初めて見た彼女の表情、、、、、、恐怖そのものだった。


愛する人があんな表情をしていたのに平気でいられる訳がないのだ。



コネシマも、普段優しく感情をあまり表に出さない彼女がいきなり、、、、、、

いきなり、あんなにも感情を露わにするなんて…恐ろしくて仕方がなかっただろう。


gr「、、、、、、話せそうか?」

「、、、、、、話せそうになくてもレイの為に話すわ、、、w」

gr「、、、フッwそうか…じゃあ続きを話してくれ」

「おん」


狂姫と呼ばれる俺の彼女

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