テラーノベル
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次の日——
ゆっくりと、意識が浮かび上がる。
🩷「ん……」
目を開けた瞬間——
💛💚「……」
至近距離で、ふたりと目が合った。
🩷「ふぁ!!?」
思わず飛び起きる。
💚「おっと、落ち着いて」
💛「暴れるなって」
両側から、軽く抑えられる。
💛「おはよ、佐久間」
いつも通りの声。
💛「……戻ったな」
🩷「え?」
はっとして、自分の身体に触れる。
頭を確認する。
🩷「……あ」
🩷「ほんとだ……!」
耳も、しっぽもない。
いつもの自分に戻っている。
💚「不思議だよねぇ」
💚「結局なんだったんだろう」
💛「身体、平気か?」
🩷「……」
その問いに、一瞬だけ言葉が止まる。
——ふと、昨夜のことがよぎる。
🩷「……っ」
一気に顔が熱くなる。
💚「……ほんと、分かりやすいね」
くすっと笑う声。
💛「ほんとにな」
🩷「……」
しばらく黙ったあと、
ぽつりと呟く。
🩷「…昨日…気持ちよかった」
🩷「ちょっと…くせになりそう……」
💛💚「……」
空気が、一瞬止まる。
そして——
ゆっくりと、距離が縮まる。
🩷「え、ちょ……っ」
後ずさる暇もなく、
左右から囲まれる。
💚「今の、佐久間が悪いよね?」
にこっと笑う。
💛「朝から煽んな」
低く落ちる声。
🩷「ちが、そういう意味じゃ——」
言い終わる前に、さらに距離が近づく。
🩷「ちょ、まってってば!!」
——朝から騒がしい三人である。
🐾おまけ
~猫カフェにて~
あの夜のことが忘れられず——
🩷「もう一回くらい……」
なんて呟きながら、
懲りずにいろんな猫に猫吸いをしてみたものの…
翌日ーーー
🩷「……ならない」
当然ながら、何も起きなかった。
🩷「なんでだよぉ……」
ひとり、ベッドの上で転がる。
そんな姿を——
💛💚「……」
少し離れたところから見つめる二人。
💛「なぁ……どうする?」
💚「どうしよっか」
意味ありげな会話。
🩷「なにその顔!!」
結局——
猫耳がなくなっても、
騒がしい日常は、変わらないままだった。
おわり♡
MIの部屋
コメント
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最高でした❤︎