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阿部side
次の日。
深「俺も、挿れたわ。俺のかも知んない。わら」
翔太が頷いている。
いうことを勧めたのかも。
っ、どうしよう。
俺、どうすれば……
綾「っ、や、だっ、」
泣きながらこっちを見る彼女に、何もできなかった。
裸で泣いてる女なんて、煽ってるとしか思えなかった。
全部、どうでも良くなって。
理性、すっ飛ばして。
俺は、俺は……
岩「阿部、阿部っ、!」
阿「あ、どしたの、?笑」
岩「振り入れ。」
阿「あ、ごめん…!」
岩「もういっかいやるから、ちゃんとやれよ?」
阿「う、うん、」
誰にも、相談できない……
そう思ってた時、左肩を叩かれた。
深「あーべーちゃん。今日一緒に帰ろ❓わら」
阿「あ、いいよ、笑」
深「もしかしてさぁ、阿部ちゃん。」
他愛のない話をしながら帰っていたその時。
深「挿れちゃった❓わら」
阿「……なんで、」
深「いや、あべちゃんクソ真面目だから。気にしてそうだなぁ、って」
さすが、同期だ。
恐ろしいくらい。
阿「もう、やなんだよっ、」
阿「全部、記憶から消し去りたい。全部、無かったことにしたい、」
深「それは、無責任だよ。責任は取らないと。…まぁ、昨日まで黙ってた奴が言うことじゃないけ
ど、わら」
阿「っ…」
そう、だよね。
逃げるのは、無責任だ。
忘れたくない。
ここまで俺を夢中にさせた女性の記憶を。
俺の、初恋を。
目黒side
阿「ほんっとに、ごめん、!」
目「あべ、ちゃ、……」
女っていうのは恐ろしい。
4人ほどの理性まで、狂わせてしまうのか。
おれも、危なかった。
その人が、俺の初恋の人だと気づくまでは。
綾「っ、助けてっ、、誰、か、」
目「っ、俺はっ、任務で…」
綾「蓮っ、?」
目「……あや、な?」
目の前で裸にされて、傷がついてる人を認識するのは難しかった。
でも、声でわかる。
俺が、ずっと、想ってた人。
目「っ、」
抱きついて、冷たくなった体に熱を移すように、深く、深く、キスをした。
目「っ、なんで、?」
綾「っ、わかんないっ、けどっ、」
綾波は、俺が小さい頃に勇気を与えてくれた人。
5歳差くらいだったから、恋すのも無理はなかった。
綾「れ…じゃなかった、目黒さん、来てください」
綾波に呼ばれて、屋上に向かった。
目「…どうしましたか、?」
綾「忘れてますか…?」
目「いえ、仕事なので」
綾「友人として、初恋相手としての話があります、」
目「…え?」
綾「ラウールが、誰の子供かは、わかんないけどっ、心は、蓮が、好き。」
目「……っ、そ、なんだ、」
両想いだった。
俺も好きだから。
だけど、子供のことを思うと、いろいろ怖かった。
ラウールみたいないい子を、嫌な目に合わせたくない。
目「…‥考えさせてくれる、?」
出した答えは、それだった。
どうなって欲しいですか❓
コメント
4件
難しい... めめと結ばれて家族になったとして、ラウールがかわいそうな気がするし、 うーん...むず!笑 頑張って!!続き楽しみ!