TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する






〔 ◨◨ side 〕





暖かい。



なんだろ、この感覚。


なんか懐かしい感じがする。













優しい手に頭を撫でられてるような、



















「 強い子に育ってね、花奈。 」
















この声。













花奈   「 …….お母さん、? 」














ぼやけた人影が見えた瞬間、懐かしく感じた。



あの人影、もしかしてのもしかして。






















でも、その瞬間は一瞬だった。















瞬きをする時には、どこかの天井だった。



いやどこここ。













私確か海に…….、























五条   「  起きた? 」



花奈   「 五条、 」













なんか静か、


てか、私服じゃん。なにごと?

















五条   「 こんの馬鹿!! 」





















急に声を荒げる其奴。



耳キーンなったわ、え。なに。こわ、











急に叫ばないでもらって??
















五条   「 泳げないのに、子供助けるとかどこまでお人好しなの?いや、馬鹿なの??


子供助けても、自分が平気じゃなかったら意味ないんですけど。 」

















あ、そうだった。



私子供助けようと思って、そのまま溺れてたんだ。










これはほんと、一生の不覚。


穴があったら入りたい。←


















花奈   「 いや、まぁ反省はしとります。  」



五条   「 ほんとに?? 」



花奈   「 はい、ほんとです。 」



五条   「 ならいいけど、 」


















意外と軽いですね、



ほんとに貴方心配してます?




















てか、あなたに心配って概念あるんだね、



初めて知ったわ、←






















花奈   「 そうだ、溺れてた子供大丈夫だった?? 」



五条   「 溺れてたのはお互い様でしょ、

子供は平気だよ、泣いてはしてたけど。 」




花奈   「 そっか、よかったよ。 」



















まぁ、私はまじでやばかったけどね。




溺れる感覚ってあんな感じなんだ、


もう体験したくないなぁ、


















花奈   「 …….怖かった、 」





















五条   「 お前に怖いなんて感情あったんだね、  」



花奈   「 あるに決まってるでしょ、人間なんだから。 」




五条   「 だったら、もう無理すんなよ。 」

















頭を撫でていう其奴。



なんか夢と似てて、暖かいな。
















此奴、意外と優しいな??



” 呪い ” ってこういうこと 。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

39

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚