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#幽霊
凛道桜嵐 新
193
#日常
がくじゅつてき・あかげ
22,155
わーい
41
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ナースステーション経由で、千歳がジャンクなお菓子をいっぱい差し入れてくれた。ポテチ、じゃがりこ、揚げ煎餅、ポテロング、エビせん、ビーノ、スコーン、ドリトス……。
ジャンクっぽい飲み物もたくさん差し入れてくれた。コカコーラ、ファンタオレンジ、ペプシコーラ、ファンタグレープ、ライフガード、CCレモン、ジンジャーエール、ドデカミン、三ツ矢サイダー……。
LINEも来た。
『いろいろ入れたから、食べれそうなものだけ食べろ』
「うん、ありがとう、いろいろ試してみる」
スナック類を一口ずつ試している間、看護師さんには売店でアイスを見繕ってもらった。濃厚なアイスは合わないが、氷菓系なら食べれる人がそこそこいるとのこと。
一通り試してみて、ドデカミンとクーリッシュなら喉を通ることがわかった。ドデカミンは味を感じなくても、なぜか飲める。クーリッシュも味は分からないのだが、喉に流し込む形状と氷のシャリシャリ感で、何とか食べられる。
冷えるのでお腹は壊すのだが、今は食べられるものを食べられるだけ食べてと看護師さんにもお医者さんにも言われた。
採血に来た看護師さんに、「ドデカミンとクーリッシュ1つずつ飲みきれました」と言ったら、幼稚園児でもこんなに褒められないと思うほど褒められた。
「よく頑張りましたねー! えらいですよ、その意気です。何とか食べて乗り切ってくださいね!」
「はい……」
ちょっと引いてしまったが、それから吐くことはなく、食べたものは無事吸収されたみたいだった。少しだけ、元気になった気がした。
コメント
1件
うわ、995話も続いてるんだ…! このエピソード、めちゃくちゃリアルで胸に来たよ。ドデカミンとクーリッシュだけは喉を通るって描写、味覚が戻らない中で「形」とか「温度」で食べられるものを探す感じがすごく伝わってきた。看護師さんに幼稚園児みたいに褒められてる主人公、ちょっと気の毒だけどこっちも「やったね!」ってなるわ。小さな一歩だけど、確かに元気になった気がするの、わかるなあ。