テラーノベル
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その子からカラオケにさそわれた.
カラオケはあんまり行ったことがないし
友達と行くのは初めてだった.
でも
、
わたしは歌うのは好きだけど上手くない.
変な声で
変なアレンジで.
私の音色私を嫌っているようだった.
その日になった.
マイクをもって歌った.
目の前に表示される音程を見た.
音程はほぼ当たっていた.
わたしは嬉しかった。
上手いね !
とその子は言ってくれた.
私の声を嫌っていなかった.
自分の声は気持ち悪いのに.
自分でも分かってる.
そう理解している.
脳にしっかりと刻まれている.
でも
嬉しかった.
そんな雲がかかった言葉が分かっていても.
嬉しかった。
花が一輪 咲いたような1日だった.
でも
私は気づいた.
その子が好きなんだ.
でもその子は女の子.
私のことを分かってくれるかも分からない.
そんな気持ちの体温計が
低くなったり。
高くなったり.
激しくなったり
落ち着いたり.
恋に没頭される毎日だった.
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コメント
3件
うわあ……これ、すごく丁寧に心情描かれてて胸にきた。「自分の声は気持ち悪い」って自分で思い込んでるところに「上手いね」って言われて、嬉しいのに素直に受け取れない感じ、すごくリアルだった。最後の恋の気づきで体温計が乱れる比喩も刺さる。女の子同士の片思い、どうなるんだろう…続きが気になるわ。