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※政治的意図なし。史実とは一切関係ありません。語彙力がなさすぎるためところどころおかしいです。誤字脱字があるかもしれません イギリス×日本です。他にも諸々お気をつけください。

日本は会議室で一人残っていた。今日も今日とて、議論しなくてはならない事は山積みだ。長時間の会議終了後も、資料を眺めていた。「あら、日本さん、まだ残っていたんです?」

会議室の扉を開けたのは、イギリスだった。片手には書類を抱えながら、驚きと心配が混ざったような顔をしていた。

「えぇ、少し会議が長引いてしまって…、イギリスさんこそ、どうしたんですか?」

「日本さんと同じ理由ですよ。すぐに意見がまとまらなくてですね。お互い大変ですね。そういえば、日本さんはここからどう家まで帰るんですか?」

少し重そうな書類を机に置き、日本に近付く。

「…?私ですか?、私は毎日電車通勤ですよ。」

「あら、この時間だともう終電終わっていません?ここ、本数少ないですし」

会議室に掛けられた簡易的な壁掛け時計を指差している。時計は11時を指している。

「…うわ、本当だ」

日本の最寄り駅まで向かう電車は10時50分代で終わってしまった。

「では、私が車で日本さんの家まで送っていきましょうか?」

イギリスはでこれは名案だと言わんばかりに、さっきの表情とは打って変わってパァッと顔が明るくなった。

(‥確かにタクシーを使うには少々お金が掛かってしまいますし‥いや、イギリスさんもお疲れでしょう。迷惑を掛ける行きません。)

「……いえ、遠慮しておきます」

「遠慮なんかしなくてもいいですよ。私と日本さんの仲でしょう?」

「いや、でも「日本さんといるほうが私嬉しいですし、島国同士日本さんと話し合いたい事が山積みなんですよ」」

イギリスは日本の言葉を遮り、食い気味に話してくる。そして、一歩、一歩と日本との距離を狭めてくる。

(こ、断りづらい…!)

「わ、わかりました‥。ご厚意に甘えさせていただきます。」

イギリスの顔がさらに明るくなる。まるでパァッとでも音源がつきそうな勢いだ。少しづつ、イギリスの発する言葉から感情が漏れ出している。

「そんなにかしこまらないで下さい!…あ!折角ならこのまま飲みに行きませんか?近くに行き付けのバーがあるんですよ。そしてそのまま私の家に泊まりましょう?、なんなら明日は一緒に出かけませんか?日本さんと行きたいと思っていた場所が沢山あるんです。想像するだけでも楽しみです。ねぇ、日本さん、どうでしょうか?」

イギリスは顔を日本に近づける。イギリスの瞳はずっと日本を見つめている。

(どうしよう、すごく断りづらい…。予定はないんですけど、明日はゆっくりしたいんですよね…。でも、イギリスさんもきっと善意で提案してくれていますし…。関係は良好でいたいですし…。えぇい!こうなったらどうでもいい!受け入れますよ!)

「お供させて頂きます」

「では、私の車まで向かいましょうか。エスコートしますよ。お手をお取りください。」

イギリスは日本の前に手を差し出す。

(?!…エスコートって、私男ですよ?!)

日本は顔を真っ赤にしたが、ゆっくりイギリスの手を取る。

「!…ふふ、今日はいい夜になりそうですね。」

カンヒュにほん総受け短編集

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