ヒスイ「ってことで…」
ヒスイ「仲良くするのよ?トトニコ」
トト「……ムッス~…」
gr「……ツーン」
ヒスイ「……ニコ」
ローアン「なに?!喧嘩でもしたの?!」
gr「こいつとだけは仲良くするつもりはない…」
トト「僕もヤダ!」
ローアン「はわわッ…」
ヒスイ「二人共…ガタッ…」
ヒスイ「仲良くしましょ?ニコ」
ローアン「コワ…」
gr「……何して遊んでほしいんだ…愚民…」
トト「僕グミンじゃないもん!」
ヒスイ「はいはい…w」
ヒスイ「あ、ローアンニコ」
ローアン「怖い怖い、その後の笑顔は怖いですよ…ヒスイさん…」
ヒスイ「フフッw」
ローアン「……ヒスイさん?」
ヒスイ「?どうかした((((」
ローアン「無理…しないでくださいねニコ」
ヒスイ「えぇ…もちろんニコ」
ヒスイ「無理なんてしてないわニコ」
ローアン「なら良かった!」
ローアン「さて!御飯の時間にしよう!」
優しい私の旦那さん
いっつも心配性で
初めて会ったときだってただのパン屋の男の子だったのに
弱そうで泣き虫でも…
何だかんだで守る時は守ってくれて
いっつも優しい人
ヒスイ「…フフッw///(どこまでも続けば」
社長の命令により補助役をやってから早五ヶ月
ヒスイ「~~~~♪」
もぶ「−−−−ッッ!」
ヒスイ「?何かしら…」
もぶ「やっぱり様子が可笑しいのよッ!」
もぶ「最近ずっとッ!」
もぶ「夜遅くに帰ってきては泥まみれッ!」
もぶ2「それうちのとこもそうなのよッ…」
ヒスイ「どうかなされたの?」
もぶ「ヒスイさんッ!ガシッ!」
もぶ「お願いッ!もしかしたら夫が何かしら薬物をやってるかもしれないのッ!」
ヒスイ「薬物…?」
もぶ「もう私ッ…見てられないわッ…」
ヒスイ「……分かったわ」
ヒスイ「スッ…」
もぶ「ッ?」
ヒスイ「安心して?ニコ」
ヒスイ「必ず旦那さんを下に戻してみせるわ」
ヒスイ「カタカタカタ…」
もぶ「ヒスイさん何かくま増えてない…?コソ」
もぶ「お前が書類ちゃんとやらないからだろうがッ!コソ」
もぶ「いつもそれで怒られてんのヒスイさんだぞッ!」
ヒスイ「(話を聞くからには起こったのは大体5週間前…」
ヒスイ「(そこから毎日夜中の3時から家を出て朝の10時に帰ってくる…」
ヒスイ「(そして見るからコートに付いたに泥…いや…泥に紛れて血のようなものも混ざったもの…」
ヒスイ「(そして対象者の健康状態は低下…」
ヒスイ「(後は…」
gr「おい、ヒスイ」
ヒスイ「あら?トトと遊んでなかったの?」
gr「……父上がヒスイを呼んでいた…」
ヒスイ「ありがとうニコ」
ヒスイ「ナデナデ…」
gr「フフン////」
ヒスイ「じゃあオフィスで待ってなさいニコ」
gr「おん!タッタッタ」
コンコン
ヒスイ「ヒスイです」
−−−「入れ」
ヒスイ「失礼しますガチャ…」
−−−「まあ座れ、茶でも用意しよう」
ヒスイ「ありがとうございます…」
ヒスイ「それで…話というのは?」
−−−「あぁ…」
−−−「ヒスイ桾…」
−−−「君は最近自分の研究の更新速度が落ちてるそうじゃないか」
ヒスイ「えぇ、私は社長と違い家庭がありますので…コト」
−−−「フッw」
−−−「相変わらずの減らず口だw」
ヒスイ「お子さんをほったからして研究をしてる方に言われたくありませんニコ」
−−−「まあいい…」
−−−「ヒスイ…もし何か自分の研究でもないことを研究しているなら…」
−−−「これは忠告ではない”命令”だ」
ヒスイ「……社長命令でしたら…ニコ」
ヒスイ「カツカツ…」
−−−「?」
ヒスイ「スラスラ」
ヒスイ「これを、」
−−−「!!」
−−−「何をしたいんだ…」
ヒスイ「あら?私はただそうなるのだったら”辞表”を出そうと決めただけですよニコ」
−−−「それは許されないぞ…」
ヒスイ「私は町の人達…家族のためにこの仕事をやってきた」
ヒスイ「蘇りの薬を作るのに協力したのだってそうです」
ヒスイ「それで町の人達に活躍されるのならと思ってのこと…」
ヒスイ「私は町の人達は好きでも国王と貴方達みたいな目先の利益に溺れてる人間は好きじゃないわ」
−−−「……国王に対する侮辱は死罪だ…」
ヒスイ「お好きにどうぞ?」
ヒスイ「ただ…」
−−−「化け物の一族め…ジトッ…」
ヒスイ「クスッw」
ヒスイ「一つ教えてあげましょう…」
ヒスイ「私がここに入った理由は研究がしたかったからじゃない…」
ヒスイ「叔母様や彪欄鏡のお面の人たちを亡き人にした父とその協力者を…」
−−−「……よくそこまで辿り着いたものだ…」
−−−「”無いはずの集落の住人”…いや…」
ヒスイ「……」
−−−「クックッw」
ヒスイ「汚い笑い方…」
−−−「お前が何しようと無駄だ」
−−−「秘密はこれからも隠される」
−−−「何十年、何百年、何千年とな」
ヒスイ「逆よ…」
ヒスイ「では…グルッペン桾も私が預かるわ」
ヒスイ「スタスタスタ…ガチャ…」
−−−「ニヤ!」
もぶ「カチャ!」
ヒスイ「?!」
もぶ「そのまま手を上げて地面に伏せろ」
gr「……ッ…」
−−−「良くやったナデナデ」
−−−「流石私の自慢の息子だ」
gr「……あぁ…父上…」
ヒスイ「子供までも利用するのッ?」
−−−「利用ではない、ちゃんとグルッペンの意思だ」
ヒスイ「このッ…!」
もぶ「大人しくしろ!ガンッ!」
ヒスイ「カハッ!?」
−−−「地下実験室に放り込んでおけ」
もぶ「はっ!」
ヒスイ「町の人達にも危害を加えるつもりねッ!」
ヒスイ「最近住人の様子がおかしいのは気づいてたわよッ!」
ヒスイ「手出しなんてさせないッ!」
−−−「ははwそれは面白いな…」
−−−「あぁ…でも一つ言っておく…」
−−−「お前が天に行くより…」
ヒスイ「ハイルゥ゙ッ!」
ハイル「精々地下室で優雅に過ごすと言いさw」
gr「…ッヒスイ…!」
ハイル「グルッペン?ジトッ…」
gr「……ッ」
トト「ままの帰り遅いなぁ~…ブラブラ」
ローアン「きっともうすぐ帰ってくるよ!」
ローアン「その間パパとなんか遊ぼ!ニコ」
トト「じゃあパパかいじゅうね!」
ローアン「ぇ゙…」
ヒスイ「逃げてッ…ゴフッ…」
ローアン((服はこんなんじゃないよ
トト
ハイル
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