この作品はいかがでしたか?
1
この作品はいかがでしたか?
1
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
慎side
電話をかけても、なかなか止まないコール音
しばらく鳴らし続けると、
壱「もしもし…」
慎「あ、壱馬さん!今どこですか?もうリハ始まる時間ですよ?」
壱「え、、、ほんまごめん、今起きた」
壱「すぐ準備して行くから、皆にごめんって伝えといて」
慎「ちょっと待って壱馬さん!」
電話に出た壱馬さんは、声に覇気がなく、どこか調子が悪そう!
そもそも、壱馬さんが寝坊するなんて絶対おかしい…
そう思い、慌てて僕が叫んだから、皆の視線が集まる!
陣「まこっちゃん、どうした?」
慎「壱馬さん、多分熱あります」
陣「ほな、壱馬のことは頼んだ。俺ら先にリハ始めとくな?」
陣さんの許可をもらい、スタジオの端に移動する
慎「もしもし?壱馬さん、待たせてすみません」
壱「何、どしたん?はよ準備せな…」
壱馬さんはそう言うけど、いつもより声は小さいし、息も荒い気がする
これは絶対熱あるやつだ!?
慎「大丈夫です!実は今日、急遽リハ中止になって!もう皆集まってたから、直接言って解散の予定だったんですけど、まだ家なら良かったです!」
壱「そうなん?良かった…じゃあ今日は1日オフってことよな?」
慎「はい!久しぶりのオフゆっくり休んでください!じゃあまた!」
壱「おう、ありがとうな」
壱馬さんに嘘ついちゃった…
でもこれは、壱馬さんのため
慎「陣さん!壱馬さん熱あるそうなので休みです!リハの内容は僕が伝えるので、予定通りでお願いします!」
壱馬さんが熱あるという確証はないけど、これは弟の勘だから…陣さんごめんなさい!