【K視点】
2025年01月01日。この世界ではお正月、だの元旦、だの言っているが、いまいちどんな文化があるのか知らない。
年末に瀬戸も言ってたけど、年が変わったからって何かある訳じゃないし。逆にスッキリするくらい快晴だし。
いず「おはよ~。いい天気やね~」
影。「いや〜、ほんとに最悪の天気ですね~」
プテ「会話が噛み合ってないな」
みや「いや、噛み合ってるよ」
キッチンから甘い匂いが漂ってくる。ちゃげぽよが朝ごはんの準備してるのか。
ポン酢「今年ヘビ年らしいぞ」
ねろ「ポン酢の年やん」
ポン酢「年男ってやつですか!」
めーや「それはちょっと意味が違うけど」
ポン酢の元に1匹(?)の蛇が寄る。
みや「大蛇?」
ポン酢「いや、大蛇は人間界来れない。さすがにデカすぎる」
影。「どんだけでかいんだよw」
ポン酢「いやちっちゃくもなれるけど、食べるもんないし。」
そんな話をしていればなつぴょんとバブケが起きてきた。
昨日日付超えてから寝たこともあってかちょっと眠そうだな。
なつ「おはよ〜ございま〜す」
バブケ「おはようございます……」
ちゃげ「おはよう〜!」
なつ「あ、ちゃげさんぜんざい?」
ちゃげ「俺はぜんざいじゃないよ」
ぜんざい?聞いたことない名前。なんだそれ。
ちゃげ「別に作るのがめんどくさくなった訳じゃないけど朝ごはんはお餅です!」
いず「まぁ新年っぽくてええんちゃう?」
ちゃげ「一応ぜんざいもお雑煮も作ってあるからお餅何個入れて欲しいか言ってね〜」
アベ「それだいぶ手間かかってるのでは?!」
ちゃげぽよの持ってきたお皿に乗っているもちが食べたいのか、ポン酢の元にいた蛇が机の上に登ろうとして失敗している。流石にこの机、高いしだいぶ滑るし、瀬戸でも椅子使わなきゃ登れなかったんだから無理か。
あるま「うわ゙ぁヘビぃ!!」
ポン酢「ごめんごめん。流石にお前もちは食べれないからな、めっ!」
なつ「そうじゃなくてなんでここにいる?!」
ポン酢「魔界から来たんだろ、そら帰った帰った」
K「総長警備ザルすぎん?」
みや「まぁ総長ですから」
それで片付けられるか?まぁいいや、総長だし。にしてもぜんざいとかお雑煮とか気になるな、ちゃげぽよに聞こ〜っと。
K「ちゃげ〜。ぜんざいとかお雑煮とか何?」
ちゃげ「あぁ、そっか知らないか。」
さこ「俺も気になる!」
ちゃげ「ぜんざいって言うのは、つぶあんとか砂糖とかで煮たものにお餅をいれたりする食べもの。お雑煮はぜんざいよりご飯よりで、まぁスープ物だね、おもちメインの汁物って感じ。多分Kはぜんざいのが好きだと思うよ。」
K「砂糖ってことは甘いってことか」
そんな講義を受けている最中、ダイニングからは「いただきます!」と元気な声が聞こえてきた。僕もお腹すいた、早く食べよ。
ちゃげ「喉つまらせんなよ〜!おもち1個でいい?奏。」
K「あっちにいっぱいあるし1個でいい」
さこ「俺お雑煮がいい!おもち1個で!」
ちゃげ「はーい。そっちはぜんざいとお雑煮いらないの〜?」
ワイワイわちゃわちゃと新年早々いつも通りな空気だな。ぜんざいうま、つぶあん……あんこだ!人間界のご飯って言うのは色んな種類があって本当に美味しい。飽きない。
今年も平和に過ごせたらいいな。
せと「あぶなっ喉詰まりかけた」
ハチ「俺も!危ねぇ〜!」
って、言ってるそばから。
プテ「お昼はおせちが食べてみたい!」
ちゃげ「作るのは無理だから買いに行こっか!」
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改めまして、あけましておめでとうございます!
え?もう明けてから1週間経ってるって?まぁ1週間で書き上げただけ素晴らしいということで(おい)
もう1回くらいこの話で長編出そうと思ってるよ(小声)
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