これは私の今までの人生を私の記憶や他の人物から聞いた事実を元に書いたものです。また名前はすべて仮名にしてあり内容も実際の事実とは記憶が違ったりなどして、多少異なる場合もありますのでご注意ください。
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あれから何日たったのだろうか?
私は数日前に母の実家である祖父母の家に預けられた。
そしてあれから数日経つわけだが、いまは祖母も仕事か何かに行ってるのかおらず、家には私しかいなくて暇であり居間でテレビを見ていた。
そんな暇な時間を過ごしていた時
突然なんとなくではあったが、この家の中を知りたくなり家の中を探検してみたくなった。
そしてそんな好奇心からテレビを消し居間から廊下に出ると、まず最初に玄関の正面にある階段が目についたので、2階から行って見てみようと思った。
すると家には自分の他に誰もいないと思っていたのだが、その2階の階段から1人の女の子が降りてきた。見た感じだと自分より2つか3つくらい年上かなと言う感じの子だった。
そして私が階段の上を見上げて目が合うと、その女の子はニコッとして優しい感じの笑顔で2階から降りてきた。
すると私が「お姉ちゃん誰?」と聞いた。
その女の子は「私?私はゆきの(仮名)だよ」と答えた。
私が「ゆきの?」と問うと「うんそうだよ」と言い、「そっちはなんて名前なの?」と聞かれ
私は「かいり(仮名)」と答えた。
そして私は「ねぇゆきの、この家の中見たいから色んな所連れていって」といきなり呼び捨てで、ちょっと言葉がおかしかったりして伝わりずらい感じで言った。
だが、その当時は従姉も5歳くらいで子供であったため多少おかしな文章でも普通に伝わり、さっそく従姉と2人で手を繋ぎながら家の中をまわって家の中を探検した。
この時の従姉の手がものすごい暖かい感触があり、すごく安心感を覚えたのは今でも忘れない。
まず最初に1階の4つある和室から順番に連れていってもらい、次に祖父の部屋、そして台所、最後に自分が気になっていた2階に連れていって貰った。
そして家の中も一通り全部見て気が済んだので、従姉とはそこで「バイバイ」と言って別れた。
そして私はさっきまでいた居間に戻りテレビをつけると、家を周り続けて疲れたのか眠くなってきたため私は眠りについた。
そして起きた頃にはもう夕方になっていて外もすっかり暗くなっており、いつの間にか祖母も帰ってきていた。
それから私は夜ご飯を食べて、祖母と2人でお風呂に入り、お風呂からあがるとそのまま祖母と母の部屋のベッドにもぐって眠りについた。
そしてこの従姉との出会いがあった楽しくて貴重な1日は終わった。
この出会いをきっかけに1年だけ一緒に保育園に通ってた時期もあったため、気づけば私と従姉は一緒に遊んでもらったり、一緒にお風呂に入ったりなどまるで本当の姉弟のように仲良くなった。
また、私にとっても本当のたった一人の掛け替えのない大切なお姉ちゃんとなっており、周りからも従姉弟ではなく本当の姉弟みたいだと言われるようになっていたらしい。
これが私にとってたった一人の本当の姉弟のような存在であるお姉ちゃん(従姉)との最初の出会いである。
ほかにも私には従兄が2人いるのだが、これはまだ後の出会いであるのでまた今度に紹介することにしよう。
ここから私がどうなっていくのか楽しみである…
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