テラーノベル
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はー、疲れた。
部活が大変。
そして、せっかく男子校に来たって言うのに…恋愛も出来ない。
マットが一番上手く行きそうだけど…幼馴染みだからってだけだよね。
マットと私は昔両思いだった。
でもマットは今は違うだろう。
きっと。
懐かしいな…あのとき。
私は小学3年生の頃、マットの誕生日に紫色の鏡をマットにプレゼントした。
そしたらマットはそれを気に入って、使いに使い回した。
もちろん今でも大切に使っている。
自分の顔を眺めながら。
マットはもう、私が渡したことですら覚えていないだろう。
マット「あっ!おーい!」
『…えっ?あっ。』
マット「1人で座り込んじゃって。どうしたの?」
『実は悩み事が解決できなくて。』
マット「悩み事?僕に教えて?僕たち友達でしょ?」
『恋愛が上手く行かないの。好きな人もいるけど、私のこと友達としか思ってないと思う。』
マット「そうか…ちなみにその、好きな人って?」
やっぱりマットは純粋だ。
この際…ここで告白してしまおう。
『マット。あなただよ。ずっと大好きだった。』
彼は顔をぱぁっと明るくした。
マット「僕もだよ、ずっとずっと大好きだった。」
〖付き合おう。〗
私たち二人は声を重ねてそう言った。
【MattEND】これこそが真の幸福
コメント
1件
ァッ……ァア…ァ(タヒんだ トットム…( ߹꒳߹ )ゴメンヨ(急に怖ッ)