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桃side
ふわぁ…あれ、紫ーくんいない、下かな?トントントン。ガチャ。「あれ!?桃くん!?もう歩けるの!?」「うん。」「ええ〜…なんか怖い…」「なんでだよw」紫ーくんと一緒にこうやって冗談を言い合える仲になれて嬉しい。それに、昨日言ってくれたことは、俺にとってはとても救いなことだった。このままがいい。だから、守らないと。紫ーくんは折れちゃいそうな体で生活してる。多分ろくに食ってない。そんな体じゃ戦えないよ。だから、俺がやるしかないんだ。まず俺は自分の身は自分で守れるようにしないと。まずは、判断力を鍛えることにした。もし銃を取られたら?隠しナイフで対処。もし拘束されたら?靴の裏側にある小型ナイフで対処。もし、仲間が誘拐されたら?敵のアジトへ侵入。見つけて、連れ出す。もしアジトへいなかったら?人質をさらい、俺達のアジトで待機。交渉。…などなど考えたらきりがない。そうしてると「桃く〜ん!もう2時間たったよ!ご飯一緒に食べよ!」「わかった。」紫ーくん、ほんとに食べてんのかな…あんな細いのに…ほらな、やっぱり。「紫ーくんのこれだけ?」そこには、ゼリーや野菜などヘルシーのものが。対して俺はしっかり肉もある。「?いつもの俺のご飯だけど?」「だから、細いんだよ…あのな紫ーくん、君はまだ13歳だよ。わかる!?食べ盛り!もっと食べなきゃ駄目なの!」「いや、そう言ってるけど桃くんだって、15歳じゃん…」「いや、2歳差はだいぶ違うだろ!」あ〜、楽しい。生きててこんな笑ったことはなかったな〜。明日も続きますように!