あれから1ヶ月が経った。桃も紫も健康に過ごしている。桃は、十分強くなっていた。毎日筋トレや基礎を生かした動きで敵を攻撃している。紫は細い体なのに、それを感じさせないほどの力も持っていて、桃はびっくりしているようだ。そんな桃に対し、紫は「一応ボスなんだけど…w」と言ってるらしい。そんなある日の任務帰り…
桃side
任務帰りに歩いていると、同じく歩いている人を見つけた。俺たちよりずいぶん小柄だったから、こんな夜に子供が?なんて思って少し見てたら、生気のない綺麗な目が俺を見た。あ…こいつ、助けなきゃ。って思った。まず紫ーくんに、前の奴見て。って慌てて話した。紫ーくんも何かを決意したようで、そいつに話しかけた。捨てられたという奴は服もボロボロで健康体とはとても言えない体つきをしてた。紫ーくんと俺は仲間になることを提案し、そいつはついていく、と言った。若干、隈ができてるなと思った俺は抱えた。歩いていると少し揺れていたのが心地よかったのか、すぐ寝てしまった。紫ーくんは「この子、めっちゃ寝顔可愛い。」って真面目に言ってた。いいな〜、後で俺も見よ。そっから、青という名前と教えてもらった。これからは紫ーくんと俺と青の三人暮らしになるんだ。また、鍛えなきゃな〜。なんて思いながらアジトへ帰ったある日のこと。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!