朝5時に目が覚めた。今日も誰かの論文を見ているが、唆る内容はなかった。最近は少し研究が停滞してるなと思いながらパンを食べる。
『あの任産堂が今回は謎解きゲームを作った!個性豊かなキャラクターと共にストーリーを進めるVRゲーム!難易度は、お好みで変えられ、どの層でも安心!内容はその目で!ホームズゲーム!』
テレビをつけたらあの任産堂のCMがやっていた。
「へぇ、任産堂ってあの有名なゲーム会社じゃん。俺のイメージM髭おじさんとか、ピンクの丸い掃除機だとか、緑の剣士などといったアクションゲームが有名だったから謎解きゲームは意外だな。まあやろうか。最近は、頭も使っていないから頭が硬くなってそうだし。」
悠真は暇だと思った時によく素因数分解をする。
「やべ!素因数分解が楽しくて!もう時間じゃねぇか。」
現在の時刻が7時、学校の時間は8時、家から学校まで歩いて15分。遅刻する要素は一切無い。だが、悠真は時計の見間違いもしていない。
学校にて
誰もいない教室で息を殺して座っている。悠真はプリントを作っていた。そこに一人の男が現れた。
「もう来てたんだな。葉落。」
「あ、三嶋先生。ちょうどプリントはできました。」
「あの量をもう終わらせたのか?いや、流石だな。」
悠真は、係や委員会に入らず。担任の先生にこき使われている。今回の作業はテスト対策のプリント制作。1教科6枚の解説+問題集のプリント計30枚。このクラスはこのプリントのおかげで平均点が80を超える。悠真は勉強をしなくとも、百点は当たり前なので、このように先生がプリント制作をさせて少しでも机に向かわそうとしている。だが、プリントをたった数時間で作ってしまうので、先生達は困っている。
「ったく、こいつはどうすれば本気を出してくれるのか」
「?どうしました?先生。」
「いや、なんでもない。」
その日の夕方、職員室にて
「あのクラスは先生なしでも学習が出来る。葉落悠真がいるからだ。だが、教えさせたところであいつが本気を出しているわけでは無い。どうすればいいのでしょうか。」
「ここの教師ではどうすることもできません。もし、どうにか出来る人がいるのであればそれは研究者だ。」
「それでも無理なら、あいつが一人ではどうもできない状況。でも、それが作れるのか?」
「いや、無理だろw」
あとがき
どうも初投稿です。この作品は自分の頭が良くないとダメになりそうなのでたくさん勉強したいと思います。とても不定期投稿なので、みなさん投稿していたら、「あ、あざらん投稿してる〜」くらいに思っておいてください。これからもよろしくお願いします!!
コメント
2件
え普通に天才で草。うまくね?