🇩🇪:〜では、これで会議を終了とする。お疲れ様だった。
皆が口々にお疲れ様〜と言う。
🇨🇦:(帰ったら、いや、トイレ行っておくすり飲もっかな……)
🇨🇦:(そろそろ飲みたくなってきたなぁ……)ウズウズ……
僕がそんなこと思ってると、急に右肩を叩かれた
🇺🇸:バシッ!おーいカナダ!今日さ日本とメシ食いに行くんだが行かねぇか?(ニコニコ
……今じゃない
くすり、飲みたい
🇨🇦:いいや、良いよ、二人で行ってきな。
僕は偽物の笑顔をできるだけ顔に貼り付け喋る
断ってるのに
それでも兄さんは諦めない。
🇺🇸:いやいや!最近カナダとも遊べてなかったからな!それがてら一緒に行k
ああもう
うるっさいなぁ
構わないでよ
🇨🇦:ま、まぁまぁ大丈夫だから……(苦笑い
🇺🇸:そんなこと言わずにさ!な??
そう言ってまた肩を触ってきた
……これ以上……
🇨🇦:……でよ
僕は何かが切れた音がした
ぷつって、いい音だったな
🇺🇸:ん?(ニコニコ
🇨🇦:さわんないでよっ!!!!(バッ!!!!!
僕は肩に乗っていた兄さんの手を荒々しく払い除けた。
🇺🇸:っ!!??!(驚
🇨🇦:なんなんだよ!!!僕に構ったり構わなかったり……
🇨🇦:ほんっと迷惑なんだよ!!!!(泣目
🇨🇦:……ほんと、ほんと、イライラするなぁ……っ
僕の視界がぼやけ始めた
その次に、頬に涙が伝う。
🇺🇸:……カナダ……?(驚
兄さんが恐ろしいという顔で僕をみてくる
やめて
そんな目で僕を見ないで
🇨🇦:あ、ごめ、ヒュッ…!ヒュッ……!カヒュッ……(過呼吸
🇺🇸:おい!?カナダ!?カナダ!!!?(ユサユサ!
🇨🇦:……はっ……
僕は、僕は、僕は、
🇨🇦:……ぁ、は、はははっ!!何言ってんの兄さん!!じょーだんに決まってるよ!!!(泣
偽物の笑顔を再度はって僕は叫び半分で兄さんに話す。
🇨🇦:さ、そってくれて、あり、がとう!じゃ、あね!!(タタタタッ……
僕は会議室を一刻も早く出たかったので、みんなの視線なんて気づいてなかった。
🇺🇸:……カナダ……どうしちゃったんだよッ…。(怯
🇬🇧:……ッ、
🇯🇵:カナダ……さん……っ
ーーーーーーー。
🇷🇺:……はぁ、ッチ……(スタスタ……
🇺🇸:お、おい!?どこ行くんだよ!?
🇷🇺:何処でもいいだろ、外の空気吸うんだよ。
ロシアは自分の大切なウォッカを置いて会議室を出ていった。
🇨🇦:っはぁっ、はあっ……(ガチャン、
僕は急いでトイレの個室に駆け込んだ。
吐きそうで、吐きそうで、でもくすりがほしい。
……あ、吐きそう
🇨🇦:うぅ”…ッ、おぇ”ぇっッ…ビチャビチャ……(吐
吐いてしまった。
気持ち悪い。
でも、そんなことはどうでもいい
🇨🇦:くすり、くすりがほしい。
僕は手当り次第バックをあさった。
ケータイ、ちがう、手帳、ちがう、財布、ちがう
兄さんとの写真
ちがう
🇨🇦:っッ……あったっ!!(バッ
僕はくすりのはいってるケースの口を乱暴にあけ、3粒同時に口へ運ぶ。
🇨🇦:ん…ごくっ”、ンッ…!!(飲)
飲んだ瞬間、全身の力が抜け、ふわふわとした感覚が襲ってくる。
🇨🇦:へ、///へへ、///ぼくっ、悪くないもんね…!///♡
🇨🇦:おくしゅりのせいだもんっ♡///ピクッ♡
僕はおくすりの効果を存分に楽しんでいた。
🇨🇦:ん、ふぅっ♡///もう1個……♡(スッ……
僕がおくすりに手を伸ばすと、おくすりが消えた
🇨🇦:……えっ?///
そうして後ろに影が見える
僕は冷や汗が止まらなかった
🇷🇺:こんなん飲んでるのか……
低いボイスが個室を響かす
僕は恐る恐る後ろをむく
🇷🇺:個室、空きっぱだったぞ。
🇨🇦:……なんでここに///……ッ
あぁ
最悪だ。
🇨🇦:……ねぇ、手、離してくれない?
🇷🇺:お前離したら逃げるだろ?だからだよ。
🇷🇺:もう少しで家着くから我慢しろ。
🇨🇦:……っち……
行くって言ってない……
そう思ってるうちに、ロシアの家に着いた。
🇷🇺:ただいま〜お前ら。(ガチャッ
🇧🇾:あっ!!!!兄さん!!!おかえりっ!!!
1番に出迎えてきてくれたベラルーシがロシア目掛けてハグを要求した。
ロシアはもう慣れっこという表情で片手でハグをし返す。
🇺🇦:……帰ってくんなくそ兄貴(🖕
中指を立てながら出迎えるウクライナは、僕の親友だ。これでもいい子だよ。
🇺🇦:ん……?……待て、、なんで兄貴とカナダが手ぇ繋いでんだよ……
予想しなかった、という表情でロシアは話す
🇷🇺:ん?これか?カナダが逃げれないようにするためだ。
🇺🇦:は?付き合ってんの?
ウクライナの表情が曇る
🇷🇺:んなわけねぇだろ、今日は事情聴取のために連れてきたんだ。
そうロシアが言うと、ウクライナはほっと胸を下ろす。
ちらっと横を見てみると、包丁装備してたベラルーシがいた。
……気持ちはわかる。兄さん取られたら嫌だもんね。
……兄さん、
🇷🇺:ほら、行くぞヤク中(グイッ
🇨🇦:は…っ?ちょ、引っ張らないで……(タタタッ……
そう言って僕はロシアの部屋へ強制連行させられた
🇺🇦:……はあ、……(チラッ
🇧🇾:兄さんに恋人が出来たら消すとこだったな♡
🇺🇦:怖いよ姉貴……?
🇷🇺:……さ、遠慮なく話せよ。
そう促されたが、僕は離すわけない。
🇨🇦:……(プイッ
🇷🇺:はぁ……こいつほんとに体の割に精神が赤ちゃんだな……(ヤレヤレ
赤ちゃんは言い過ぎだよ……と思った
🇨🇦:……話したくない。
🇷🇺:なんでだ?(キョトン
僕は自分のズボンをきゅっとつかむ
🇨🇦:……絶対、変なことまで言っちゃう……
🇨🇦:失望、されちゃう……(ガタガタ……
心なしか、僕の手の震えは止まらない
ぎゅっ
🇨🇦:えっ……
🇷🇺:……こうすれば落ち着くか?
ロシアの手はひんやりしてたけど、気持ちが暖かくて、
昔の僕に戻れるような感じがした。
ちょっと、落ち着いたかな。
……ふぅ、
🇨🇦:……僕、おかしいんだ
🇨🇦:兄さんには幸せになって欲しい
🇨🇦:でも、幸せを願う度に遠くへ離れて行っちゃう
🇨🇦:……最近気持ちがおかしくてね。
🇨🇦:気持ちがごちゃごちゃしちゃう。
🇨🇦:僕は、僕は何すればいいかわからなくって……(ガタガタ……
🇨🇦:日に日におかしくなっちゃって……(泣
僕って気持ちの伝え方がおかしいな。
自分の黒い気持ち吐いちゃうだけ。
これじゃ……
🇷🇺:……(ギュ……
🇨🇦:…っ!?(驚
🇷🇺:……(背中 サスサス……
ロシアは無言で背中をさすってきてくれた。
……どこか懐かしい感じがして、暖かくて。
🇷🇺:……辛いものは全部吐いていけよ。
🇷🇺:同じ雪国同士、の仲だろ?
🇨🇦:……ふふっ、いつ仲間になったの……(笑
僕は久しぶりに笑った
心がスッキリした様な感じがした
🇨🇦:スウ……スウ……
🇷🇺:……
俺はベットで寝てしまったカナダの頭を撫でながら、ポツリとつぶやく
🇷🇺:……昔の俺と似てるな……
🇨🇦:ん?ここは……
僕は真っ暗な空間に1人ぽつんといた。
夢、なのかな?
そう思ってると、どこからか、声が聞こえる
役たたず。
生きてる価値なんてない。
みんなにめいわくかけて。
……聞きたくないのに、脳に直接響いてくる。
ふと前を見ると、そこには兄さんがいた。
🇺🇸:……
🇨🇦:!兄さん、僕ーー。
🇺🇸:……二度とお兄ちゃんって呼ばないでくれ。
🇨🇦:……ぁ……
ちがう
これは夢だ
夢だ
夢だって。
🇺🇸:……(スタスタ……
🇨🇦:っ、待って!兄さん!
完全に兄さんの姿が見えなくなった。
残されたのは、兄さんにさし伸ばそうとした手だけ。
🇨🇦:……僕って、やっぱ
なんか、もう
そう思って僕はゆかに投げてあるくすりに手を伸ばす
夢だってわかってるのに、夢だってわかってるのに
どうしても
欲しいんだ。
ロシアには悪いけど、僕
コメント
8件
ここまで性癖ドンピシャなことあります!?!?!!🇨🇦と🇷🇺の絡み欲しくて欲しくてずっと渇望してたので本当にありがたい...!!😭
ロシカナ要素ありがとうございますここのコンビすきなんすよ
この神すぎる作品をありがとうございます