そろそろ30分経つのかな?
他の班の班長さんたちが先生の元に集まり始めてる気がする。
楓「じゃあ私、ちょっと行ってきますね」
そう言って楓は先生の元へ向かった。
「….うーん」
雪「はるちゃんどないした?」
いや、蒼くん嫌な思いしてないかなって
思ったんだけど…
蒼「ぜんぜん?」
あっ
「口に出てた?」
蒼「ばっちり」
自分の口を抑え、項垂れる。
蒼「まー、ちょっとね、班長自体は嫌ではないんだけど、別のところで嫌っていうか…うーん、なんていうか」
???
なんだか歯切れの悪い蒼くん。
そんな話をしていると、樋口さんが班のもとへ帰ってきた…のか?
まだ他の班長はあちらにいるし、こちらを見ている。
楓「あの…みなさん….
わんちゃん平気ですか?」
?????
わん…ちゃん?
って
犬?の?
「あ、まぁ私は平気だけど…」
蒼「俺らはちょっと…」
雪「苦手かも…」
夕「私も得意ではないかな…」
凛「……」
蒼「凛は確か平気だったよね」
楓「わかりました、私も苦手なんですが…ありがとうございます」
そう言って先生の元へ戻って行った。
樋口さんは先生や他の班長さんたちと会議している。
雪「なんやろ、いまの」
蒼「犬平気?ってどんな質問なの」
双子がクスッと笑う。
「なんだろ????」
頭にはてながたくさん。
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