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いつからだろうか。
彼が隠し事をしていると思うようになったのは___。
大森「ごめん今日も帰れない」
月城「…そっか、気をつけて」
大森「んじゃ、行ってくる」
月城「..行ってらっしゃい」
彼と付き合いはじめて約3年。
多分2年半くらいたったころかな、
普通の恋人のようなことをしなくなったり、
言葉をかわすことも少なくなったのは。
なんなら1日の半分以上は一人。
ほんとに付き合ってるのかって毎日思う。
それでも彼からも別れを告げることも言ってこないし、
私からも言わない。
私にバレないのでも思っているのだろうか。
仕事でも無いのにこんな夜遅くまで帰ってこなくて、
服まで荒れて帰ってきて、
女性と肉体関係を持っているのに違いない。
でも信じたくない。
だって彼が大好きだから。
月城「あ、元貴ご飯…食べる?」
大森「あー、ごめんもうお腹いっぱい」
月城「…そっか、」
月城「お風呂…わいてるよ」
大森「いいよ先入って」
月城「っ……」
ごめん、元貴
大好きだって思ってたけど、
もう限界。
月城「……ねえ元貴、」
月城「わたしたち、別れよっか、笑」
end.