テラーノベル
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玄関につく。
でも扉を開けたくない
だって今日はお父さんの恋人がいるから
お父さんの恋人は少し変わってる
物を投げるのは当たり前だし
俺に暴力をするのも当たり前
早く終わりますように
t「ただいま~っ!」
「チッ、もう帰ってきたの~?」
「ねぇ、ダーリン追い払ってよぉ、」
「はぁ、おい、さっさと部屋いけ」
t「、分かった!」
【うっざぁ、アイツ早く殺しちゃってよ笑】
【それは勘弁してくれって~?笑】
【あれでも一応”家族”だからさ?笑】
【あんな奴がぁ?ダーリン狂ってるよ笑】
【ま~な、?笑】
家族って言われて嬉しかった
でもやっぱりお父さんは変わった
昔ならもっと優しかったのにな
t「学校の宿題、後もうすぐテストだし」
t「勉強も、っと、」
100点取らなきゃ、
“家族”の恥にならない様にしなきゃ
〈ピコンッ〉
通知、もうこんな遅いのに誰から?
p『明日おれんちで勉強会しない?』
ぷりちゃんから、勉強会、か
それなら勉強捗りそうだし
t『うん!やりたい!』
これでいいかな、
まぜたんもいればよかったのに、
まぁしょうがないけど
明日が楽しみだなぁっ、
t「いってきます、!」
「おい、ちぐ~?今日は早く帰ってこいよぉ?笑」
t「え、?なんで?」
「俺、あの人と結婚するんだよ笑」
「お前にもしっかり紹介したくてよぉ?笑」
t「で、も俺今日勉強会が、」
「”家族”よりそっちを優先すんのか?笑」
t「、っ 分かった!早く帰るね!」
「くれぐれも俺らを待たせるなよ」
t「勿論っ、!」
“結婚”、、 もう元おかあさんとの繋がりは
完全に、
p「あ、ちぐ!おはよう!」
t「、ぷりちゃん おはよう!」
p「、なんかあった?」
t「えっ、?何もなかったけど」
p「絶対嘘やろ?顔に出すぎだし、」
t「え?そんなこと、」
p「言いにくいんやったらいいけど、」
p「折角なら頼ってくれてもええんよ~?」
t「、ん~実はさ」
p「、結婚か」
t「うん、だからごめん今日の勉強会、」
p「あ~、それはええんやけど」
p「元お母さんと完全に途絶えてまうんやな」
t「そう、なんだよね」
t「もう、忘れたつもりなんだけど、」
t「やっぱり駄目だよ、俺」
p「、今日学校サボらね?」
t「え、なんで」
p「気分転換でさ~?公園行こうや!」
p「俺らが昔行ってたところ」
t「、昔行ってた公園、」
t「虹色公園、だっけ」
p「そうそう、!行こうや!」
t「、うん!行こう!」
そこはおかあさんと俺らの思い出の場所
もうきっと二度と行かない場所
コメント
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天才だわぁ〜✨