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康二side

“ヤンキー”

世間では、怖いっていうイメージやろ

俺も最初は、そう思ってたんよ

でもある人に出会ってからヤンキーに対するイメージが少し変わった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翔太「ねむっ」


深澤「俺も」


康二「も~2人ともしっかりしてや笑」


先生「おーい向井!」


康二「どうしたんですか先生?」


先生「この荷物を多目的室まで持っていってくれ、先生今から行かなきゃ行けないところがあるから、」


康二「はぁ~い」

先生「じゃあこれよろしくな!」


翔太「がんばー」


深澤「ドンマイ」


康二「あんたらも手伝ってや」


翔太「俺ら頼まれてないから」


深澤「かんばれ」


康二「むぅ~」


なんで俺やねん!

俺、別に学級委員じゃないねんで、

他にも人おったやろ…


テクテクテク


康二「あれ?多目的室ってどこやったっけ…」


ヤバい

迷子になってしもうた…

ここどこやねん


康二「どうしよう(泣)」


モブ「キャー」


目黒「チッうっせぇな」


あっ、あの人知っとる

確か…目黒蓮だったよな、この学校で有名なヤンキーやもん

それにしても人気がすごいな

舌打ちしてるし、ちょっと怖いな


目黒「おい」


康二「えっ俺ですか?」


目黒「お前しかいないだろ」


康二「どうしたんですか?」


目黒「お前、迷子?」


康二「なんで分かるんですか?」


目黒「なんかずーと涙目でうろうろしてるから」


康二「多目的室の場所を探してて…」


目黒「なら連れてってやろうか?」


康二「ええんですか?」


目黒「着いてこい」


あれ?

目黒くんって以外と優しい?

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