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私
にはわからないわ。
どうして、こんなことをしたのかしらね……。
だって、みんな幸せになれるはずなのに。
あの人のお母様も、とても喜んでいたわ。
本当に素敵なことよね! それにしても、 どうしてあんなひどいことになったのかしら。
やっぱり、私が悪いんじゃないのかなぁ。
もういっそ、私なんて生まれなければよかったかも……。
あの子が生まれたときから、 すべてが変わってしまったのよ! あぁ、もう、どうしてこんなことに……。
あの子が生まれてこなければよかったのに!! あの子を身ごもったせいで、わたしの人生まで狂ってしまったわ……。
なんでこんなことになってしまったの!? あの子は悪魔の子に違いないわ!!! あの子の親になるなんて……
考えただけでゾッとする! ああいうふうになりたくなかったら、 絶対に近寄らないほうがいいと思うわ。
あの子と付き合ってみたけどさぁ~
なんか思ってた感じと違うっていうかさぁ~
うわーマジ萎えるんですケドぉ! なんつーかもう全然ダメだったワァ~
あの娘、顔とか結構可愛かったんだけどねぇ~
アタシ的にちょっとハズレかもぉ~
えぇ!? アンタまだ誰ともつきあってなかったのぉ~? マジでェ~!? ウッソォ~ン!! アンタみたいなブサイクに言い寄るヤツなんて絶対いないから安心してイィよ☆ だってあんだけ一緒にいても誰も気づかないしぃ~
それにしてもアレよねぇ~
最近流行ってる”ナントカ症候群”ってヤツぅ? ああいうのってホント迷惑だよねぇ~
ウチの学校のコにも何人かいたもんね~
そいつら全員無視してやったけどさぁ~
キャハハッ♪ アンタもあんな女どもと同じにならないように頑張りなさいヨォ~
てゆっか、もしそうなったとしても別に気にすることないってばぁ~
だってアンタみたいなキモオタに誰が惚れるわけないじゃんっ! むしろそういう連中はアタシみたいに可愛い女の子を見て楽しむべきだと思うんだよネェ~
ま、こんなコト言っててもしょうがないケドさぁ~
どっちにしてもアタシは彼氏作るつもりないから関係ないかなぁ~
だってアタシは一生独身でいる予定だしぃ~! アタシの人生設計ではねぇー。結婚なんて絶対しないからぁ!! なんつったってアタシはねぇ~!
『生涯現役』だからねッ!!!……あー、なんか言っちゃいけないことを 言ったような気がするぅ~。
まあいっか♪ とにかく今は仕事よぉー! 今日もバリバリ働くわよォー☆ さてと……今日のお客さんは何人かなァ~!? ふゥん……5人かぁ。
少ないけど、まあまあってところかしらねぇ。
じゃあさっそく行きましょうかねぇ~★ うン? アタシのこと? アタシの名前はねぇ、『サキュバス』っていう種族らしいんだけどぉ……
自分でもよくわかってないのよねェ。
え? ああ、違うのよ。別に記憶喪失とかそういうんじゃなくてぇ。
ただ単に名前がないだけなのよねぇ。
ま、気にしないでちょうだい♪ それより早くしないと日が暮れちゃうわよぉ~! さぁさぁさぁ!! レッツゴー!!!
「おーい、もうすぐ夕飯の時間だってば!」
ふぅん……あんたがあたしたちの世話係ねぇ……
まぁいいけど。よろしくね♪ あ、そっか。あたしたちの名前を知らないのよね。
まずは自己紹介からかな? えっと、じゃあまずはあたしからいくわね! あたしの名前はアリサっていうのよ! 年齢は16歳で、血液型はB型! 好きな食べ物はチョコレートとか甘いもの全般で、好きな飲み物はミルクティーかしら♪ 趣味はガーデニングと音楽鑑賞で、特技はダンスとスポーツ全般! あと、好きな言葉は『愛』で、嫌いなものは特になし! みんなからはよく元気っ子だとか言われるけど、別にそんなことはないと思うわ。
ただちょっとだけ人よりも明るい未来が見えるだけの話だよ。
それは、とてもささやかな光だけどね。
僕たちの夢想した希望を叶えるためには、 どうしても必要なものなんだ。
たとえ、どんな犠牲を払っても……! 僕は絶対に諦めたりしないよ。
もう二度と、あの時の繰り返しなんてごめんだ。
だから僕は、そのためだけに生きる。
そのために、ずっと生きてきた。
そのためだったら、なんだって捧げよう。
君だってそうだよね。
わかっているさ。
君はそういう人間だ。
だからこそ、僕らは一緒になったんだよ。
僕の大切な人を奪ったあいつらを、許さない。
そしていつか必ず復讐してやる。
それが叶うまで、僕は止まらないから。
さあ、行こうか。
君の願いを叶えてあげるために。
「……え?」
突然の出来事に呆然としていた俺の口から思わず声が出た。