テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
よぞらもち
96
#青愛され?
歩夢(仮)
163
第10話 「無理しないで」
赤はゆっくりドアを開けた。
「黄くん……。」
黄は赤の顔を見上げる。
「赤兄、お熱あったの?」
「……うん。」
小さく頷く。
「ごめんね。」
「なんで謝るの?」
黄は首をかしげた。
「風邪ひいたら、しょうがないじゃん。」
その言葉に、赤は何も返せなかった。
「赤兄。」
黄は赤の手をぎゅっと握る。
「いつもぼくが熱の時、お兄ちゃん言ってくれるじゃん。」
『ちゃんと休まないと治らないよ。』
「だから今日は、赤兄がお休みする番。」
赤は思わず目を潤ませた。
「黄くん……。」
「ぼく、もう元気だもん。」
「だから大丈夫!」
そう言って笑う黄。
その笑顔が、胸に刺さる。
後ろで見ていた紫は、小さく笑った。
「聞いた?」
「……うん。」
「今日は全員で家のことやるからね。」
「でも……。」
「でもじゃない。」
紫は赤の肩に手を置く。
「赤くんは休んで。」
「俺、一人で寝てられない……。」
「じゃあ寝てるだけでいい。」
「……。」
「頼むから、今日は兄ちゃんの言うこと聞いて。」
赤はしばらく黙っていた。
それから、小さく笑う。
「……わかった。」
そう答えた瞬間、
力が抜けたようにふらつく。
「赤くん!」
紫が慌てて支える。
「大丈夫……。」
そう言った赤の声は、
さっきまでよりずっと弱々しかった。
NEXT→♡4000
は????3000?????
コメント
9件
初コメ失礼します 一気読みさせていただきました。控えめに言って天才すぎでめっちゃびっくりしたんですけれども…w書き方とか好きすぎてやばいです! フォロー失礼します!
続き待ってます!!!!
それが悪化してノロウイルスにかかるとか出来ますか?