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【自然の妖精たち】

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【自然の妖精たち】

2 - 第2話 ~散歩~

♥

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2024年07月22日

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登場人物

💧→水猫♂︎

🌳→木ぎつね♀︎

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

💧「ひなたぼっこ楽しいな~⸜( *´꒳`*)⸝」

🌳「だね~、あったかいし」

💧「昔を思い出すな~…」

🌳「私もー」

💧「ねぇ、どうせならさ、今2人で人間の住んでるところいかない?都会?ってところかな。僕が木ぎつねちゃんの手繋いであげるからさ!」

🌳「いいね!」

木ぎつねは目が見えないのだ。だからいつも何かをするときは誰かに手を繋いでもらっている。彼らは普段は二足歩行だが、人間の近くに行くときはもとの動物の姿に戻り、四足歩行になるのだ。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

人間の都市に着き…

ピヨピヨ ピヨピヨ

空を見上げ、

🌳「あ!鳥の鳴き声がする!喋ってないってことは、まだ死んでないね」

💧「ほんとだ~!…でも、なんかすごく高い建物があって、あんまり空の様子は見えないな」

都市には、ビルや工場が並んでおり、これも環境破壊に繋がるのではないかと不安になる。

🌳「そうなの?…やっぱり、月オネくんが言うように人間には悪い人が多いのかな…」

💧「そんなことないよ!ぼくの飼い主だった紗理奈ちゃんも、木ぎつねちゃんを育ててくれた寺のお坊さん、それにその周りの子どもたちも!みんな優しかったでしょ?そりゃ、優しくない人だっているかもしれないけど、優しい人の方が絶対多いよ!」

🌳「そう…だよね!うん!信じるよ!」

と、話をしていくうちに、周りの人間たちの声も聞こえてきた。

「なぁ、聞いてくれよ。俺さ、最近poppyplaytimeっていうゲームにハマってんだよね。今日家に帰ったら、お前もやんね?」

「え、いいん?じゃあやるわ!」

その会話を聞き、

💧「へぇ~、ゲームかぁ……ゲームってなに?」

🌳「わかんない」

田舎者の動物たちにはなんのことかさっぱりわからない。

【自然の妖精たち】

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