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それでは、
どうぞ。
ーーー
始まりは全部私のもののように。
終わりは勝利を手に入れたかのように。
私の人生はいつもそう。
批判されてもいい。
怖がらず、私らしく心を込めるの。
私は私なんだから。
ーーー
マネ『今、どこなの!!!』
練習を抜け出した。
マネージャーさんからのお叱りの電話だった。
○○「別にどこでもいいじゃん。」
マネ『はあ、貴女は周りより一歩遅れてるの!』
マネ『早く練習してみんなの為になりなさい!!!』
やっぱりマネージャーさんも私が嫌いみたい。
“そんな人より早く練習しましょ〜“
○○「ほら、マネさん。メンバーもそう言っているし。」
マネ『くそっ、!!』
これ以上は気にしない。
気にしていられない。
もう開き直っちゃった。
批判なんか受けて立つ。
いつでもどこでも私は私の心を守る。
もし誤解されるなら自由に任せておこう。
○○「いずれ、みんな知る日が来るから。」
○○「ただいま。」
💛「なに。帰ってきたの?」
💙「帰ってこなくていいんやけど。」
🩷「練習もろくにせんやつがなんでデビュー組なん?」
🩵「もう一回出ていったら?」
○○「…、っは笑。」
無視して私の部屋へと戻る。
やっぱここが私だけの居場所。
好きなことを好きなだけすることができる。
メンバーたちが寝たところを狙って1階へと降りていく。
💜「ね、ねえ。」
○○「、いたんだ。」
○○「早く寝な?明日、雑誌撮影なんでしょ?」
居て欲しくなかった。
君はどっちなの。
こっち側?それともあっち側?
ややこしい、どっちかにして。
💜「ねえ、私達ってどこに向かってるんだろうね。」
○○「え、なに。」
💜「○○が居ないと、パフォーマンスで頂点取れないし。」
なんで私の心に入ってくるの。
言葉をかけるの。
○○「みんなはどうしたいわけ。」
○○「私が居ない方が楽?」
💜「ち、ちがっ!」
○○「でも、もう大丈夫。」
○○「どんなことでも言うのは簡単で実行してないだけ。」
○○「I don’t care.」
💜「私は、っ…仲良くしたい。」
💜「昔のように。」
○○「分かったよ。その気持ち、受け取ってあげる。」
○○「私の道がどんなに険しくて長くても、着いてきてくれるなら…」
○○「、の話なんだけどね。」
💜「着いてく。だって、私達は”反逆者“なんだから。」
そう言った桜花を自室に連れていった。
ーーー
○○「話がある。」
💛「なに?辞めるとか?」
🩵「それならありがたい。」
💙「ほんまにそれ。」
理由を聞かずにお互いを必要としてたのは昔だけ。
その心がどんなものなのか分かっていたあの時だけ。
私達は永遠を望むよりも今を理解して。
○○「私を愛してもいい、憎んでもいい。」
○○「でも、貴女たちは絶対に私に届くことなんてない。」
🧡「なにそれ、笑。」
○○「じゃあ、試してみなよ。」
○○「私は自由になるだけ。」
🩷「なに言っとんの、笑。」
○○「永遠に私にはなれないってこと。」
💜「私もそう思う。」
🤍「桜花、!?」
🧡「そっち側なの!?」
💙「裏切ったん?」
なに言ってんの。
💜「裏切ったって言ったらそうだね。」
💜「私達は反逆者。」
○○「貴女たちを裏切る者たちだよ。」
We are rebels in our heart.
end.