この作品はいかがでしたか?
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○○「………」
やっぱり出ないか…
寝てるよね。明日早いだろうし……
それに、怒ってるよね……
どうしようかと思ってたら、折り返し着信が。
○○「も、もしもし…」
照「もしもし?どした?」
○○「あ、あの、あの……」
そこから言葉に詰まり話せなくなった。
気づいたら泣いてて。
照「○○?大丈夫。ゆっくり息してごらん?」
優しい声。
○○「……ひ、ひか………っ。ご…めっ……泣」
照「なんに対してのごめんかわかんないけど、もう大丈夫だから。明日朝、ふっかと、そっち行くから。ね?」
○○「ふ、深澤くんは……怒って……っ。っ……」
照「怒ってないから。なんなら、隣にいるから代わるね」
深澤「もしもしー!○○?」
○○「ふ、ふ、深澤…くん……っ、ごめんね、ごめん……」
深澤「大丈夫。落ち着いて? 」
それでも、またごめんという私に深澤くんは言った
深澤「謝るくらいなら、ゆっくり深呼吸してくれる方が嬉しいなぁ。」
そう言われたもんだから、どうしていいかわからなくて、戸惑ってた。
深澤「ほら、息、吸ってー、吐いてー、吸ってー、吐いてー!」
それに合わせてたら、落ち着いてきた。
○○「深澤くん、パスタは!?」
深澤「え?パスタ??」
驚く深澤くんの横で吹き出して笑う声。
照「パスタ思い出したの?(笑)大丈夫、ちゃんとたべたよ?食べたかった?笑」
○○「…え?…いや……」
深澤「舘さんと、翔太がたまたま来てさ、おれと、舘さんでたべたよ(笑)照が救急車乗ってくから、翔太が車で追いかけたから。おれと舘免許ないからさー。わら」
なんだ、そっか……
○○「じゃ良かった……。」
無駄にならなかったなら良かったけど、翔太くんと、舘さんにまで迷惑かけちゃったんだ……
照「電話してて大丈夫?怒られない?」
○○「え?あ。ん…わかんないけど」
照「明日、朝くるから、もう、寝な?」
寝れる気はしないけど
○○「…てか、明日仕事でしょ?いいよ、無理しないで?大丈夫だから……」
照「どうせ、色々手続きもあるから、休み貰ったの。あ、ちなみに、しばらく休むこと、ふっかが部長さんに連絡してくれてるから、明日、出来たら、連絡した方がいいかも。」
○○「わかった……ありがとう。」
なんだろ……違和感。
なんで優しいんだろ?
あれ?
なんで……
てか手続きとか、自分で、しなきゃなんじゃ………
え?何?何で?何のつもり……
え?あれ?
私は訳分からなくなって、泣いて震えてたところに、巡回できた、看護師さんにみつかり、また点滴をされ、気づいたら寝ていた。
目を覚ますと外は明るく眩しいくらいで。
病室には誰もいなくて。
ボーッと天井を眺めた
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