議会が終わり、しばらくは平穏な日々が続いた。
日課になった白湯づくりと精製水づくりのため、厨房を訪れていたオリビアは、自室に戻るなり国王陛下の侍従に声をかけられた。

「私が、晩餐会に出席……ですか？」
「はい。陛下が聖女さまをお連れになると仰せです。ご準備をお願いします」

晩餐会のことはよく知らないが、きらびやかな世界だという印象がある。
準備と言われてもよくわからないし、そもそも私が行くのは場違いではないだろうか……。

「礼儀作法や所作を覚えていただく必要があります。ドレスも必要となりますので、後ほど侍女を向かわせます」
「えっ」

国王陛下に出席しろと言われたら断ることはできないが、しかし聖女の恰好ではないのも予想外だった。
どういうことかわからず侍従に尋ねても、彼は＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊