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#二次創作
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屋上へ続く階段を上る。
夕方の校舎は静かで、自分の足音だけがやけに響いていた。
別に、怖いわけじゃない。
呼び出されるのも初めてじゃないし。
こういうのは、昔から何回もあった。
誰かが怒ってたり。
誰かが泣いてたり。
誰かが、鬱憤を晴らしたかったり。
その度に、まあ適当に話して。
適当に謝ったりして。
適当に終わらせてきた。
だから今回も、たぶんそんな感じだ。
それ以外に、俺を呼び出す理由なんて無いんだから。
屋上前で、ふと立ち止まる。
扉の向こうから、声が聞こえた。
笑い声。
⋯複数の。
少しだけ息を吐いて、ドアノブに手をかける。
冷たい金属が回って、扉が動く。
「……失礼しまーす」
軽く言いながら、扉を開けた。
夕焼けと、夏の風。
その中に立っていた人影を見て、少しだけ目を細める。
……あぁ。
やっぱり。
そこにいたのは、あのときの連中。
誰の話題にも上がらず、静かに幕を閉じた、あの屋上のときの。
壁際にもたれかかってるやつ。
フェンスの前に立ってるやつ。
スマホをいじってるやつ。
前に見た顔。
見間違えるはずもない。
向こうも、俺に気づく。
「あ、来た」
軽い声。
まるで友達でも呼んだみたいなテンション。
「ちゃんと来るんだ」
ひとりが笑う。
「そりゃ来るでしょ」
別のやつが言った。
「コイツのことだし」
その言葉に、小さく笑いそうになる。
……いや、笑えないか。
でも。
不思議と驚きはなかった。
むしろ納得した。
あのメッセージを見たときから、なんとなく分かってた気がする。
結局、こうなるんだなって。
「で?」
カバンを肩にかけたまま、聞く。
「何の用ですか?」
すると、一人が近づいてきた。
距離が縮まる。
けど、避ける気にはならなかった。
「いやさ」
そいつが笑う。
「ちょっと、また付き合ってほしくて」
また。
その言葉が、やけに自然に聞こえた。
きっと、そういうことだって心のどこかで分かっていたから。
「……ふーん」
たぶん、断ろうと思えば断れた。
逃げようと思えば逃げられた。
⋯でも。
面倒なんだよな。
ここで揉めるの。
「まあ、別にいいけど」
そう答えると、空気が少し緩む。
「助かるー」
「やっぱ話わかるわ」
「ほんと便利」
便利。
その言葉に、少しだけ引っかかった。
……まあ、いいか。
今さらだし。
風が吹く。
フェンスが小さく軋む音がした。
NEXT=♡1500
♡5000達成いたしました(人 •͈ᴗ•͈)
ありがとうございますm(_ _)m
次回新連載投稿します。
ていうかもう新連載投稿したい欲が溢れてやまないので今後はもう♡とか関係なく私の投稿したいときに新連載好きなだけ投稿しようと思っております。
不定期で自由気ままですがこれからもなにとぞよしなに(人*´∀`)。*゚+
ちなみに私情ですがこないだ夏休みになりました(*´ω`*)
1学期やりきったぜ…!
コメント
4件
全話 ♡5000 おめでとうございます…!! 全然押せてなかった …… (( 一学期終わりお疲れさまです …… 続き楽しみにしてます!