居酒屋を後にしてしまった俺は途方に暮れていた。
さっくんとめめはやっぱり付き合ってるんやろうな、、
🩷「 蓮ー?大好きだぞ〜!えへへへへへ」
🖤「うん、俺もだよ」
あの光景が嫌でも頭の中に流れてくる
とても幸せそうなめめの顔
俺じゃダメやったんやな、
よく考えたらアピールだって出来んかった。
街中に歩く俺の額にスーっと涙が伝うのを感じた。
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後日。
目を赤く腫らした俺は憂鬱な気分のまま楽屋にたどり着いた。
🧡「お疲れ様です、」
🩷「お、こーじおつかれーっす!!」
💛「お疲れ」
あぁ、どんな顔してさっくんを見ればいいのか分からない。
🧡「うす、」
こんな態度取りたいわけやないのに。
🩷「にゃは、どーしたでやんすか!!」
🖤「なんかあったの?」
🧡「なんもないよ、ほっといて俺の事なんか。」
そう言って、俺はトイレに逃げてしまった。
後になって何故あんなことをしてしまったのだろうかという罪悪感と先日のことが整理出来ておらずぐちゃぐちゃで、泣き崩れてしまいそうだった。
💜「こーじっ!」
🧡「ふっかさん、、」
ふっかさんはあの状況を見ていたにも関わらず
普段通り優しく対応してくれた。
🧡「ふっかさん、俺すごい嫌な奴や、、」
💜「そんなことないよ、みんなこーじはそんな奴じゃないって分かってるから。」
ふっかさんの優しさに触れ、俺は今迄のことを話すことにした。
俺はめめが好きなこと。
そして、さっくんとめめが付き合っているのでは無いかということ。
🧡「俺、めめにちゃんとアピールも出来てなかったくせにいっちょ前に嫉妬だけはしちゃって。」
ボロボロに泣きながらだったから拙い言葉だったはず。
それなのにふっかさんは
💜「そっか、それは辛かったよね。こーじは頑張ってたんだね。」
そう言って抱きしめてくれた。
こんなに優しいメンバーを持って自分はなんて幸せ者なのだろうと身に染みた。
💜(こーじは阿部ちゃんが好きな訳ではなかったのか、これは複雑なことになりそうだな)
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楽屋に戻るのはすごく緊張したし、行きづらかったけど、ふっかさんと2人で戻ることにした。
ちゃんとさっくんに謝るんや。
ガチャ
🧡「さっくん、さっきはごめんな。」
さっくんはニコッと笑って
🩷「気にすんなよ!!!そんな時もあるってー!」
そう言っていつも通りに接してくれた。
もうこの恋愛感情は閉まっとこう。
大好きな二人が付き合っとるんやもん。
メンバーとして、友達として応援せな。
そして、3人ずつの雑誌撮影のため俺、さっくん、めめは呼ばれた。
タイミング最悪や。笑
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楽屋にて。
💛「阿部、聞きたいことあるんだけど。」
💚「ん?どしたの?」
ゴクッ。その場にいるメンバーは全員息を飲んだ。
コメント
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