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瑠璃「美音ちゃん?美音ちゃん!大丈夫!?」
美音「んぇ?」
ゆっくりと、状況を確かめる。
ここは保健室で、こもりんがいる。
二人が心配そうに、こっちを見てる?
でも、なんで保健室に?
瑠璃「大丈夫だった?急に倒れちゃったから!」
(え、?倒れる、、?)
美音「えっと、、?」
本引こもり「まさか、、覚えてないの?」
美音「まぁ、はい。」
瑠璃「え”、それって大丈夫なやつ!?どうしよう!わかんないよぉーっ!」
やばいッ、頭がッ⋯
美音「う”っ、みっ、耳が、、キーンとするッ⋯」
小さくうめき声をあげる私。
瑠璃「わぁっ、ごめん!」
瑠璃ち、声を小さくして慌ててる。
美音「だ、大丈夫、、」
本引こもり「とっ、とにかく美音ちゃんは大丈夫?」
こもりん優しい。
心配してくれてることがとっても嬉しい。
美音「特になにもないです。」
瑠璃「よかったぁぁぁぁ!(同時)」
本引こもり「よかったぁぁぁぁ。(同時)」
美音「あっw声揃ったw」
ふたりともおんなじことを言ってるのに全然いい方が違って面白いな。
(すっかり長居しちゃった⋯)
教室に帰るべく廊下を歩きながらぼんやりと思う。
あの時私は急に倒れちゃったらしくて、わわちゃんとゆらちゃんが瑠璃ちに報告してくれたらしい。
それで紅優さんが私を運んでくれたんだって。
みんなにお礼言わないとな。
今は1時間目が終わった音の中休みの時間。
この学校は20分中休みがある。
長くてよかった。
これならみんなにお礼が言えるし。
短いより長いほうが良いしね。
ガラガラガラ(教室の窓が開く音)
⋯あれ?わわちゃんとゆらちゃんがいない⋯?
どこ行っちゃったんだろう?
もうすぐチャイム鳴っちゃうのに。
⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯
キーンコーンカーンコーン
⋯チャイム鳴っちゃったよ?
どうしたんだろう、、心配だな、、
何かあったのかな、?
大丈夫なのかな、、、、?
ガラガラガラ(教室の窓が開く音)
!
ゆら「ギリギリセーフ!」
わわ「まにあったぁっ!」
ふたりとも⋯!
よかった、なんとも無いみたい。
瑠璃「ギリギリセーフだね!チャイム鳴ってるけど、、w」
鳴ってるけどセーフ、これって凄いことだよねw
担任の先生が瑠璃ちで良かったよ〜。
にしても、二人がギリギリなんてなにかあったのかな。
(あとで聞いてみよう。)
⋯って思ったんだけど!
なんで話しかけられないままもう四時間目の授業終了時間10分前になってるんだよーーー!
たしかに授業の間の休み時間は20分あるんだけどさぁ、、
2時間目と3時間目の間はずっと瑠璃ちに心配されっぱなしだったから喋れてない。
3時間目と4時間目の間は移動教室で向かう途中にこもりんに話しかけられるし。
時間がなかった!
いやね、心配してくれたり喋ってくれたりするのは嬉しいんだけどさ。
喋る時間がないのよ!
このままだとお昼一緒に食べながら話すしかないじゃん!
わわちゃん人気者だし一緒にカフェテリア行くことすら危うい。
どうすんねん!
うわー、どうしよー、、
わわ「美音ちゃん!一緒にお昼行こ!」
ゆら「そうそう、話したいことがあるの!」
⋯⋯まさかのそっちから!?
ちょうどいいしありがといけど話ってなんだろう?
美音「いいよ〜。私も話したいことがあるんだけどいい、、?」
ゆら「あ、そうなんだ!?」
わわ「もちろんいいよ!行こー!」
というわけで。
今私はふたりとカフェテリアに来たところ。
でも、、
わわ「⋯⋯⋯」
ゆら「⋯⋯⋯」
ずっ〜っと沈黙!
気まずいぃぃ!
誰かヘルプ!
へるぷみぃーっ!
わわ「あの、みおちゃん。」
美音「ひゃい!」
急に呼ばれてびっくりした私は背筋をぴーんと伸ばして大きな声で返事しちゃった。
しかも間抜けな声出てたぁ~っ!
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ、やらかしたぁぁぁぁぁ。
ゆら「体調は大丈夫?」
え、体調?
美音「体調はもう全然大丈夫だよ。」
これが聞きたかったことなのかな?
わわ「よかった~。」
にしてもなんでこの二人は私のことをこんなに季にかけてくれるんだろ?
なにか理由があるのかな。
ゆら「それで、美音ちゃんの話はなに?」
あ、そうだった。
美音「えっと、、なんで二人は授業に遅れちゃってたの、、?ほら、2時間目のとき。」
わわ「え?あ、あれは、、えっと、、」
ゆら「えっと、紅優さんのところに行ってたの。」
ふーん、何にもないならいいけど。
でも珍しくないか?
この二人は遅れることないと思うけど。
それにわわちゃんが慌ててる。
ゆらちゃんもわかりにくいけど少し慌ててる気がする。
紅ちゃんが呼び出して話が長くなったとか?
それならたしかに納得できなくもないけど、、、
わわ「_美音ちゃん!」
はっ!
美音「何でしょうかっ!」
う”、また大きな声出しちゃった、、
何やってんだ私!
学習しろ学習!
私にだって学習能力ぐらいはあるだろ〜っ!
ゆら「どうしたの?急に考え込んじゃったように見えたから。」
あ、そっか。
そういうことか。
美音「大丈夫だよ!ちょっと考え事してただけだから。心配かけてごめんね?」
わわ「よかったー。元気なら安心だね。」
さっき体調崩しちゃったことずっと心配してくれてたんだ。
優しいな〜、二人とも。
キーンコーンカーンコーン
美音「あ、予鈴なっちゃった、、」
あと10分で授業始まっちゃうじゃん!?
わわ「やばいやばいっ、急いで戻ろう!」
ゆら「ごはんは一応食べたから急いで戻るぞ〜!」
そんなこんなで授業には間に合ったし、なんで2人が遅れそうに鳴っていたのかもわった。
でも新しい謎も増えた。
なんでだろう?
色々難しいな〜。
でも今日は五時間!
早く帰れる〜♪
コメント
7件
👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏
終わり方雑ですいません