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※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
※似たような話がもしある場合は、即座に削除させていただきます。
※素人の文章のため、大変読みづらい部分があります。ご了承いただけますと幸いです。
1×年前。
「りょ〜た?どうした?こんなところに呼び出して」
制服を着崩し、片手はポケットに手をつっこんで 歩く渡辺翔太(高2年)は、宮舘涼太(高2年)に、メールで指定された場所に来た。
校舎の誰も用事がない限り近づかない場所に、宮舘は、渡辺を呼び出す。
「来てくれてありがとう。翔太にどうしても伝えたいことがあるんだ」
宮舘は、いつも通りの表情で伝えていくが、どこか緊張した声で話す。
「伝えたいこと?」
渡辺の宮舘の表情と声質を聞き、今から宮舘の発言に身構えると感じる宮舘。
「本当は、ずっと隠していくつもりだったけど…。隠せなくなってきたから、ごめん。」
「俺は、翔太のことが好きです。」
宮舘は、渡辺にこれまでの渡辺に対する思いを伝えていく。
宮舘自身は、一生隠すつもりだったが、渡辺と一緒に過ごしていく時間を重ねていき、その想いがあふてしまい、渡辺に告白すると言う決意まで至った。
宮舘は、渡辺に思いを伝えた後、
「渡辺に返事は、いらない」と伝えて、
「自分勝手でごめん。」と謝る。
それに対して渡辺は、
「そんなことない。返事をさせてほしい。」
宮舘は、驚く。自分で告白したが、まさか返事までもらえると思っていなかったからだ。
「告白ありがとう。でも、ごめんなさい。」
宮舘は、渡辺の告白の返事を聞いた瞬間、どこか安心感を感じる。
振られた。失恋したはずなのに、宮舘は、気持ちが楽になった。宮舘は、渡辺に
「ありがとう。翔太」
渡辺には、その表情が見えてないが、宮舘は、満足そうに伝える。
宮舘の後に渡辺は、続けて話す。
「俺たちの関係が、今のままじゃあなければ良かったのにね」
渡辺の顔は下を向き見れないが、
宮舘は、泣きそうな声で話す渡辺の言葉に疑問を持つ。
「今のまま‥‥じゃあなければ‥‥どいう‥‥。」
宮舘が、渡辺に聞こうとした瞬間、話を被せるように渡辺は、
「ううん。ごめん。なんでもない。」
その発言後、渡辺は、自分から宮舘に握手しながら、
「告白本当にありがとうな!告白しても、幼馴染でもあり、友達だから!」
宮舘は、急な渡辺の切り返しに驚きと笑いが交わるのだった。
宮舘にとっての、初めての告白は失恋にて終わったのだった。
【渡辺saido】
幼馴染でもある。宮舘涼太から突然の告白‥‥
言われた時には、時間が止まったような感覚になった。
そんな、渡辺の思考停止状態の中で、宮舘は、渡辺の思いを話していく。
話を聞きながら、渡辺は、動揺を隠せなかった。
動揺と一緒に、何か心の奥底での喜びの感情もあった。だが、渡辺は、宮舘の想いに応える事ができないとわかってた。
今の時代、まだまだ同性同士のお付き合いには、世間はまだまだ未知の種であり、腫れ物扱いがあるのだった。そして2人は、芸能事務所所属のアイドル。
嬉しくて今にでも、泣いて抱きしめたい気持ちがあるが、渡辺は、軽く深呼吸をして宮舘に話す。
「告白ありがとう。でも、ごめんなさい。」
渡辺は、返事を伝えた時には、宮舘の顔見ながら伝えたが、だんだんと下に俯いていく。
俯いたままの渡辺に、宮舘から
「ありがとう。翔太」
と言われた。渡辺は、泣きそうになる。
目を見て話せないまま渡辺は、
「俺たちの関係が、今のままじゃあなければ良かったのにね」
渡辺は、自分自身がなにも考えずに意味深のある発言をしたことに、宮舘は疑問に持つが、
その後、渡辺は、顔を隠しながら笑い、この告白のお話を終わらした。
渡辺の笑いに宮舘もつられて笑った。
渡辺は、幼馴染の告白を断ったことが、高校時代の苦い思い出となる。