〜深澤side〜
深澤「…はぁ…やったなぁ…俺。 」
事務所から出てきて家に帰るのもなんだからとりあえず適当に寄り道していた。
俺は何も言ってないはずなのに翔太に問い詰められて怒りが爆発しそうになって…
しかも照も俺からの電話が来たって言ってきて俺はもう自分でも止められないくらい怒りで周りが見えなくなった。
…めめと康二とラウールにも悪いことをしちゃったな…
深澤「…最低だ俺は…」
岩本「それは俺もだ。」
深澤「照…」
1人でボヤきながら歩いていると照がいた
深澤「…え?なんで?」
岩本「…いや、まずはふっかに謝ろうかと…」
岩本「…俺がふっかを信じなかったのも問題だし…」
俺のことを疑ってしまったことを謝りたいらしい照…。
けど謝らないといけないのは俺の方だ…。
怒りに任せて怒鳴りまくるって最低なことをしてしまった…
岩本「…一緒に行こう。3人のところにも…翔太のところにも。」
深澤「…ああ。」
謝って許してもらえることではない…。
でも俺はこのままグループが壊れるのは嫌だ…。
ブリード「…ほぅ。本当に仲間割れを起こすか。」
深澤・岩本「…………!」
ブリード「人間の心とは狭いものだ。」
深澤「…誰?」
話していた俺たちのところに突然現れた怪しい男。
ブリード「そのような思いをするならば最初から仲間など作らなければ良いものを。」
深澤「…は?」
岩本「…お前…」
確かに仲間を作らなければこんな辛い思いをしなくても与えなくても済んだ。けど俺たちはこの9人で活動してるんだ。後悔なんかしてない…!
深澤「…勝手なこと言うなよ!」
岩本「お前に俺たちのことは分からない!」
ブリード「…そのようだな。」
深澤・岩本「………………!」
なんだこいつ…。こいつの心からは何も感じない…心が冷たすぎる…。
仲間をなんとも思ってないな…。
そんな奴に騙されたことに怒りが込み上げてくる。
岩本「…ふっか。」
深澤「…大丈夫だ。もうアイツらの思いどうりには行かないよ。」
ブリード「…来い。貴様たちの力を見せてみろ。」
深澤「…ああ。望むところだよ…!」
岩本「…あんまり余裕もってんなよ…!」
俺は念力を照は雷を手に出してやつに向かって放った。
ブリード「…ふん。」
深澤「…は?」
岩本「氷…?」
ブリードは氷を出して俺と照の攻撃を凍らせた。
ブリード「…私の氷は固い。少しの攻撃では割れない。」
岩本「…あいつ。」
深澤「…やってくれんじゃん。」
氷が固いとか知らねーわ。
俺たちはまたブリードに向かっていく。
ブリード「…分からぬ奴らだ。」
深澤「…このっ! 」
岩本「…………!」
俺たちがどんなに攻撃を打ちまくってもブリードは氷を出して凍らせている。…一撃も当たってない。
岩本「ふっか!」
深澤「了解!」
俺と照は同時に今度は黄色と紫の光線を打った。
ブリード「…無駄だと言うのが分からぬようだな。」
岩本「…まさか…」
深澤「…バカな…」
ブリードは俺たちの光線も氷で凍らせてそのまま破壊してしまった…
…奴には何をやっても無駄だ…
次第に絶望の色が濃くなっていく…
ブリード「…良い目だ。諦めた絶望の…な…」
岩本・深澤「ゔわああああああああ!」
ブリードは唖然としていた俺と照の目の前に立ち冷たい攻撃をしてきた。
…動けなくなっていた俺と照のはその攻撃をそのまま食らってしまって倒れた。
コメント
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加入組以外やられちゃった💦😭 どうなるの❓💦 めちゃめちゃドキドキハラハラして楽しませてもらってます😆 加入組だけではどうにもならないかもだけど頑張って欲しい🥹 続き楽しみにしてます‼️😆