そして、そんな感じで一日が終わるんだ。みんな、優しいけれど…一つ気づいたんだ…。架純ちゃんって子がみんなからいじめられていると…私は周りが一気に許せなくなった。けれど、菜奈や穂香は架純ちゃんの味方だった。私も味方に入りたい…。けれど、架純ちゃんって子は苦手なんだ…。自分の話しかしないし、前に出ると黙ってしまうし、考え方がネガティブだしだから、嫌われるのに…なんで、昔の私はこんな子に相手をしていたのだろう…?昔の私はみんなに気を使っていたのかな?だったら、メンタル的にもきつかったのかな?今の私では、架純ちゃんを、相手にはできないかな…。人格変わったと思われるかもしれないけれど、やっぱり架純ちゃんは苦手だ。
「はぁ…。」
私は大きなため息をついた。すると、お母さんが私に気づく。
「どうした?そんな、ため息をついて…。」
心配そうに見るお母さん。
「あのさ、架純ちゃんって知ってる?」
私が、質門をするとお母さんは少し考えていた。すると、「あ!」っと思い出す。お母さん。
「あ〜、あのいじめられてる子?」
あ、知ってるんだ。昔の私はお母さんに何でも話していたんだ。
「そうそう。あの子、苦手なんだよね。」
私がそういうとお母さんはびっくりしていた。
「え!?そうなんだ。」
そりゃ、その反応だもんね…。昔の私はどうしてあの子の味方になろうって思ったんのだろう…?
「うん…。やっぱり、架純ちゃんは慣れないかな〜。」
「そっか…。人ってそんなに変わるものなのね。」
「うん…。そうみたい。」
私はお母さんにそう言い、自分の部屋へと向うとき、兄と出会う。
「兄ちゃん…。」
兄ちゃんは、「おう。」みたいな感じで私を見てくるんだ。兄ちゃんは恋愛とか興味のないタイプで、兄ちゃんとなんか、恋バナはしたことが無い。
「おう、愛か。」
「なんか、日焼けした?」
私が言うと、兄ちゃんはびっくりして体を見回していた。
「日焼けはするもんだ!」
兄ちゃんは開き直っていた。はぁ、何にも気にしないんだから…。恥ずかしい…。
「そっか。兄ちゃん、サッカー部だもんね。日焼けってあまり体に良くないんだよ?」
うちの兄ちゃんはサッカー部のエース。(最近知った)学校で有名らしい…。(ホントなのかはよく知らない)
「そうなん?気を付けるわ。サンキュ、愛。」
「どういたしまして。」
私はまた、自分の部屋へと向かう。すると、妹に会う…。なんなの!私、自分の部屋行きたいんだけど!?
「あ、姉ちゃん。 」
と話しかけてくるのは、妹の飛鳥だった。
「飛鳥、どうした? 」
「姉ちゃん、大丈夫なの?体調!」
「うん。大丈夫よ。ありがとう。飛鳥。」
「もう!私の話し相手、姉ちゃんしかいないんだから!」
とキレながらどっかに行ってしまった、紅音。やっぱり、飛鳥は可愛いな。
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