「おかえり」
今まで聞いたことのないぐらい優しい声。まるで天使のような─────そんな声だ。
「ただいま!愛羅!」
「お仕事お疲れ様。カフェラテ、飲む?」
「カフェラテ?飲む飲む!!」
カフェラテは私の大好物で、「私のために用意してくれたのかな」なーんて考えると堪らない。
「…はい、どうぞ。」
「ありがとう!愛羅はなんか飲むの?」
「うーん、私はいいかな。」
そう言って愛羅は微笑した。
「え!?愛羅はこれから仕事あるんだし、飲んだら?」
「それより…雅乃は早くカフェラテ飲んだら?」
「あ、ごめんね!」
「大丈夫大丈夫、半分冗談だから。」
半分冗談ってことは…半分は……
…それ以上は考えないようにした。
考えられない。いや、考えたくないんだ。
彼女の本当の気持ちなんか…ね。
コメント
5件
あっ百合((( 自信よこいこい(?)
百合ありがとうございます百合大好きです😇😭😭😘
自信がなぁぁぁぁい!!()