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「こんばんは……お邪魔します…」

言われた通り、家事もおわらせ、下の子たちも寝かしつけたので、お隣へ。

深『どしたの?』

「渡辺さんから呼び出されまして…」

深『あーね!わら。今お風呂だから、ゆっくりしてなよ。』

「わかりました……」

深澤さんは、ソファーに横になりながら、なにやらスマホをみてる。

どうしよかな………

深『……こっちくる?』

「へ?」

深『そんなかしこまって座らなくていいのに…ほら、ここ(ソファーの下)座って、ソファーに持たれてもいいよ?』

「え……あ、はい。」

そういうと、深澤さんも、ソファーから起き上がり、下に座りソファーによりかかる。そして、隣にくるように、手招きして、となりをトントンとする………

隣に座る。すると………

深澤さんに頭を肩に寄せられた。

「え………っ?////」

深『疲れてるんでしょ?いいよ?肩かしたげる!』

「………あ、ありがとうございます……///」

ほんと、めちゃくちゃ嬉しいけど、

変に緊張して、固まっちゃう……

けど、深澤さんの、匂い。

少しタバコの匂いも混ざって、なんだか大人な感じで、すごく、落ち着いてきちゃう………

深『ん?眠い? 』

「あ!……ごめんなさい…重たいですよね…」

パッと離れて座る。

すると、腕を捕まれ、引き寄せられ、深澤さんの腕の中へ……

「えっ…………??」

深『ごめん………俺がこうしてたい…ダメ?』

顔を除き込むようにして聞いてくる。

そ、そんなん、断われるわけがない。

断わるにも、言葉もでてこなくて、びっくりして……渡辺さんの言葉を借りるなら……


『え、パニックパニック!なんで?』


あれ?私言葉にだした??


深『え?』

渡『ね、何やってんの?ゆりさん困ってんじゃん……ったく。』

深『別にいいじゃん……』

渡『いや、お前がよくてもさ、』


ため息をつく渡辺さん。


渡辺さんも来たことで、私はさらに恥ずかしくてどうしようもない。初めて見られたわけでは無いけど………


渡『あ、そうそう、ちょっとうつ伏せで横になってみて?』


「え?あ、はい……」


何されるんだろうとおもってると、

渡辺さんが、わたしの上に股がる。


深『いやいや、お前なにやって……』

渡『ん?マッサージだけど?』


「え?」


渡『リラックスしててね?ちょっと身体さわるね?』


そう断りを入れたかとおもうと、背中(肩甲骨あたり)をグーッと押される……


渡『もう少し力入れても大丈夫そ?痛かったら言って?』


「は、はい……」


それからしばらく、全身?と言うとあれだけど、肩から腰、太ももから下をずっとマッサージしてもらった………


渡『はい。おしまい!これで少しは良くなったんじゃない?どう?』

「すっごいスッキリしました!!ありがとうございます!」


してもらう前より全然体が軽い……


渡『忙しいだろけど、ちゃんと自分の体も大事にね?』

「はい……」


渡『そういや、最近飛鳥さんいなくない?』

「あー、飛鳥でしょ、なんか色々と忙しいみたいです……プライベートが(笑)」

渡『ん?どゆこと?』

深『あれでしょ?彼氏出来たんでしょ?』

「え?」

深『あれ?違う?』

渡『なんでお前が知ってるみたいな言い方?』

深『いや、当事者から聞いたもんで……』

「そっか……(笑)」

渡『え?どゆこと?』

深『これ以上は言えませーん!わら』

「幸せそうで何よりなんだけどね……遠距離とか、辛くないのかなぁー。」

渡『遠距離のほうが、案外楽かもな(笑)』

深『俺は無理だなぁー』

やっぱそうだよねー

「私も、ちょっと厳しいかなぁ。しかも、相手は忙しい人だし。」

渡『まあ2人がいいならいいんじゃない?』

「グループ的には大丈夫なんですか?」

深『まぁいまはねー、別に………』

あ。聞いちゃ行けなかったかな……

渡『いまはさ、休み期間だしいいけど、再始動となるとね………』

深『……だね。今しか出来ないことではある。』

「そっか………」

渡『だからって、お前は、ゆりさんにあまえすぎだろ!(笑)』

深『だって………』

「ふふ(笑)わたしでいいなら、大丈夫ですよ?(笑)今しかないですもん!(笑)再始動したら……また遠い存在になっちゃうし…。」

深『さびしい?わら』

「そりゃ……」

深『じゃあ、このまま辞め……』

「それはダメです!」

深『やっぱだめかぁー。わら』

渡『けど!再始動出来んのかなぁ……』

「きっと出来ますよ!もう少し落ち着いたら…てか、福岡のテレビ局はだめなんですか?ローカル番組だけとか…」

深『……事務所が許可だすならね…ま、でも焦らなくても大丈夫。いまは今しか出来ないこと、今だからこそ出来ることをやらないとさ、もったいないじゃん?』

渡『そうそう。それでも待ってくれるファンがいるか限り、俺らは時間かかっても復活するから。』

深『そうそう!』



うわぁ……すごい目輝いてる。

こんな状況下でも、諦めない前向きで。

強いなぁ………



「………(。•́ωก̀。)…グス」


深『えっ?ちょ……』

渡『なんで?』

深『もう!なに泣いちゃってんの!わら』

「だって………すごく………かっこいいだもん。最高の推しだなって……9人。」

深『えー、俺が、じゃ無くて?』

渡『おい、調子のるなー!笑』

「ふふ(笑)なんか、わかんないけど、私も私なりに出来ることを、頑張ろうって思えます。」

深『俺達も、そうやって頑張ってるファンの子たちが沢山いるから、元気も勇気も……沢山の力を貰えるからね!』

渡『そうだねー。』


「私はずっと応援してます!」


深『ありがと!』


そういうと、深澤さんはわたしの頭を軽く、ぽんぽんと………そして飲み物を取りに台所へ。


ん?待って?私の方が年上なんだけど?




渡『………なぁ。ふっかの事どう思ってんの?推しとして好き?それとも1人の男として?』




「えっ?………」





いきなりの質問に私はどう答えていいのか分からなかった………

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