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照side
久しぶりの同期会をすることになったのは
全然いいし、むしろ嬉しいんだけど
俺らのお姫様が随分お酒を飲んだみたいで
正直こんなに酔ってるのをはじめて見たから
〇〇に
“ 照 ”って呼ばれた時
男前って言われた時
心臓がきゅうって締めつけられそうな
感覚になって
平静を装ったけど
内心、動揺しまくってて
好きだって気持ちが溢れてないか焦った
阿部には気づかれたんだけどね笑
亮「お前顔に出やすすぎ笑」
照「え?」
亮「ほんと大好きだよね、〇〇のこと」
照「ははっ、バレてた?」
亮「そりゃあね、照って言われた時の」
「嬉しそうな顔、写真撮りたかったよ笑」
照「でもあいつは同期としか思ってねぇよ」
亮「まぁねー、鈍感子ちゃんだもんね」
ただでさえ振り回されっぱなしで
今日たくさん爆弾落とされて
心臓持たないのに
ベッド連れてってなんて言うから
酔ってて言ったのは分かってるけど
もう遠慮なく抱えさせてもらった
〇「ねぇっ、岩本降ろしてよっ」
照「あれ、名前戻ってるじゃん」
〇「え、何が?」
照「……無自覚はきついって((ボソッ」
〇「ん?」
俺がお姫様抱っこしてるからだけど
こちらを上目遣いで見てくる
〇〇が可愛すぎて
俺の理性を保つのに必死だった
照「……あーきつ」
〇「もう、きついなら降ろしてよー」
照「はいはい」
〇「運んでくれてありがとねー」
照「……早く寝ろよ」
〇「はぁい、おやすみぃ」
照「……ったく、無防備すぎ…」
〇〇に気持ちを伝えようと思った事は
何度もある
今だって好きだって思わず言うとこだった
けれどあいつが同期としてしか
俺のことを見ていないから
ずっと一緒にいられるなら
今はまだこのままでもいいのかな
なんて考えてた俺が甘かったんだ
next……