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どうもなおです!
記念すべきjpさん愛されノベル版第一話のカプは、
みんな大好き⚡🦖です!
シチュは学パロ!
キスしてるだけ!!
前書いたやつと似てるかも!
だいたい⚡視点!
⚡さんが暑さにやられてる! 多分!
短ぇ!!
スタート!
沢山の蝉の声が、静寂な教室を酷く煩くする。
開いた窓から涼しい風が流れ、カーテンを靡かせる。
夏の空気に火照った体には丁度いい。
ふと耳を澄ましてみれば、吹奏楽部だろうか。不協和音が響いている。
個人練習でもしているのだろうか。
また耳を澄ましてみれば、今度はサッカーボールを蹴る音が聴こえた。
大きな笑い声も聴こえる。遊んでいるのか。
「なぁ、」
目の前にいる彼から声が発せられる。
今まで服をパタパタとしながら、暑い、暑い、などとだらしなく言っていたのに。
今の彼は、酷く扇情的だった。
__暑さにやられてるのだろうか。
「そのアイス、俺にもちょーだい」
「はあ? これ俺のアイスやねんけど」
「ttだけずるいじゃん!!」
「なら買えばよかったやん!! いらんって言ったのjpやんけ!!」
「気分が変わったの!!」
「えぇ………」
相変わらず我儘だ。
そういうのも可愛いが。
「後で俺が買ってあげるから、ちょーだい!!」
「……それならええけど……」
「でもこれ、食べかけやで?」
「? 別にいーよ?」
「_____」
おいおい、勘弁してくれ。
今にも押し倒したいのに。
__やはり、俺は今、暑さでやられているのか。
「あ、溶けて指ついてるよ」
jpが、そう言った。
そう、言った。
「な、にして」
「ん、? あ、ごめん、ヤだった?」
「いや……じゃないけど……」
いつの間にか指を食べられていた。
当たり前の事に、jpの口内に俺の指が入ってた。
これで、無意識……?
やはり、俺は暑さにやられているのかもしれない。
だから、顔も熱いんだ。暑さにやられてるだけだ。
それだけだ。たぶん。きっと。
「手汚したくないから、ttが食べさせて」
「__」
おい、なんだ今の問題発言は。
傍から聞いたら勘違いされそうだ。
周りを見てみる。
___良かった。誰もいない。
居たら大問題だ。きっと変な噂流れる。
「ねぇ、溶けるから早くして?」
______なんかだんだんイラついてきたな。
少し悪戯するか。
「ほい」
「ん、ぐ」
あ、とjpが開けていた口に一気にアイスを奥まで入れてみる。
さすがに驚いたのか、少し目を見開いている。
いい気味だ。
「ん、ん……」
必死に食らいついてくる姿に、ゾクリとした。
______どうしてかは、分からないけど。
「ん、は……ん」
___なんだろう。イケナイことしてる気分だ。
ただアイス食わせてやってるだけなんだけど。
jpが、とても、綺麗に見えて、
それを、俺の手で、汚しているのが、
そう、錯覚しているのが、
______気持ちいい。
「は、」
何、思ってるんだ。
あ、あぁ、暑さにやられてるだけか。
決して、jpに劣情を抱いてるわけじゃない。
そんな、はずは……
___溶けたアイスが、彼の口端から垂れた。
あ、だめだ。
おかしくなる。
「あ、?」
アイスを取り上げて、jpの顎を引く。
そして、そのまま。
「ん、」
嗚呼、
避ければ、よかったのに。
なんで、そんな顔をするんだ。
なんで、そんなに、
嬉しそうな顔をするの。
「ん、は」
舌を入れれば、不器用ながらも絡ませてくれた。
机から落ちそうだったので腰を支えた。
少し上擦った声を上げてた。
可愛い。
「あ、あいす……」
「あ、」
取り上げたアイスは、いつの間にか完全に溶けていた。
床が汚れてる。すぐ拭かないと。
jpから手を話し、雑巾を取りに行こうとした。
それは、誰かが袖を引っ張って叶うことはなかった。
「だめ」
「______」
机に押し倒した。
彼は、嬉しそうに、微笑んでいた。
「やりすぎはダメだよ?」
「分かっとるよ」
二人の不器用すぎる関係が、
進んだみたいだ。
はい、どうでしたでしょうか!
ちょっとやりすぎたかな、とは思ってます……
すみません……反省してます。後悔はしてません。
これからもこんな感じでやっていくので、よろしくお願いします!
そういえば、今オリジナル書いてて、
二話を書き終わったら投稿します!お楽しみに!