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Another side
「あ、帰ってきた、顔色」
口を開いたのは柔太朗だった
「あれ、2人とも寝てんの」
次に入ってきたのは舜太
「いやー2人してすごい顔色してたからね」
笑いながら言う太智
いつももう少し賑やかだが、今日ばかりは声のボリュームは控えめである
3人共、2人の事だから大丈夫だろうとは思っていたが、それでも今回は少し拗れているのを感じていて、どうやら丸くおさまったらしい事にそれぞれが安堵する
「もう少し時間あるね」
「寝かしといてやるかー」
「はやちゃんはじんちゃんの上着かけてるけどじんちゃんなにもかけてないから寒そう」
舜太がまだ少し青い顔の仁人を見てつぶやいた
それに気付き柔太朗が辺りを見る
「ブランケットその辺になかった?」
同じように辺りを見ていた太智が椅子にかかっている上着を手に取り
「佐野さんの上着あるわ」
と言った
「あ、もういいじゃんそれで」
明かりを消して3人は部屋の外に出る
きっとどっちかはそのうち起きるだろうし、もし起きなくても起こしにきたらいい
年上2人がどうにかなったら困るから
「良かった良かった」
誰からともなく言い、笑いあった