注意
ご本人様無関係
シャオロンメインのお話
地雷さん回れ右
病み部分などあり
それでもいいよって方はどうぞ!
sha side
俺は、きょー兄と大先生の病室を出た
大先生が起きたことを、みんなに知らせると、鬼のように早くみんながやって来た
みんなに囲まれて、笑顔だった
幸せそうな顔をしていた
俺は、この人たちを、、、
裏切ろうとしたんや
俺って、まじでバカやな
こんな正直すぎる人たちとの約束を
意図も簡単に破ろうとした
ましてや、自分が死のうとして、大切な人さえ巻き込んでしまった
俺は、最低やな、、、
きょー「俺はまだ退院できないからさ、シャオロンの面倒見れんなぁ、、、」
きょー兄はそうボソッと呟いた
俺のことなんて、心配してくれなくてもいいのに、、、
なんか、もう、誰も信じられないような気がする、、、
この大事な兄でさえ
俺を信じてくれているのか?
そもそも、、、
俺を心配してくれてる人はいるのか?
きょー「俺さ、ちょっと考えてることがあって」
sha「ん?」
きょー「両親と別々で暮らさない?」
突然の告白におれは驚いた
sha「急になんで?」
きょー「苦しい。おれはシャオロンが傷つかないようにしたい。それが身内にあるっていうのも嫌なんや。シャオロンが笑ってるそんな環境作りをしたい。シャオロンが俺に甘えてくれる、そんな環境を」
そういうきょー兄の目は希望に道溢れた目だった
親たちが、きょー兄を溺愛する理由もわかるな、、、
俺がきょー兄を危険なめに遭わせたときがいいチャンスだったんだな
もう、嫌だ
sha「おれは大丈夫や、心配せんといて?家でも学校でもやってける」
そう、とりつくった
俺、笑えてるんか?
少し心配そうな顔をしたきょー兄は言った
きょー「逃げてきてええからな?俺はお前の味方やで」
そう言って、きょー兄は病院の出口まで送ってくれた
sha「ありがとう、また来るね」
俺はそう言って背中を向ける
また逃げるんだ、、、
きょー兄「またね」
姿も見ずに俺は走った
涙がどんどんと込み上げてくる
sha「最低やな、、、俺、、、」
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