テラーノベル
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康「チョコ作るどー!!」
息子たち「おおぉおぉー!!」
今日はバレンタイン前日!
涼太に教えてもらいながら家族みんなでチョコづくりをします!
あ、でも蓮くんはおらんで?
だって俺、蓮くんに渡すし!!
今蓮くんはお仕事頑張ってます!
康「でもみんなパパに作るんでええの?」
翔「いいじゃん」
康「いや、ええんやけどほら、好きな子とかに逆チョコとか」
照「いい。いい。」
辰「みんなパパでいいじゃぁん」
大「ぱぱ喜ぶやつつくる!」
亮「俺も!」
ラ「おぇも?」
康「ラウールにはまだ早いからあとでパパの似顔絵とか書いて渡そか!」
ラ「んっ!」
誰やねんこんな天使産んだの
...俺や
康「ほんなら涼太お願いしてもええ?ママ料理はできるんやけどお菓子は分からんねん」
涼「ん、いいよ任せて。おいしいの作ろうね」
中2でこんないい子おる??
かっこよ!
みんなで間違えそうになりながらも、完成していくチョコたち
翔「...」
涼「まだ固まってないからつまみ食いしない」
翔「…ばれてら」
康「分かりやすいねん」
辰「ひかる~、これどうすんの?」
照「説明はちゃんと聞いとけよ…」
亮「大ちゃんそれなぁに?」
大「パパのお顔書くの!」
亮「えー!いいねぇ」
俺も、チョコペンで文字を書いて、冷蔵庫へ!!
上手くできとるとええなぁ
康「じゃあラウール、おいで」
ラ「おぇかき?」
康「そう!でもパパにプレゼントやで」
ラ「ぱぁぱ~!」
辰くんが紙を、照くんがペンを持ってきてくれたから、ラウちゃんに渡す。
そしたらな?もうニッコニコのかわいい顔で書いてるんよ!
最高やん
ラ「まぁま、、ぱぁ、ぱ、」
ラ「だいちゃ、、りょぉちゃ、」
ラ「しょちゃ、りょうにぃ、」
ラ「たちゃ、てるに、」
翔「あれ、父さん以外も書いてんの?」
ラ「うんっ!」
大「わぁ!ままぁ、パパとおててつないでるよ!」
康「えっ?」
てっきりパパだけ書くんかとおもてたら、家族みんなの絵を書いているラウール
しかも俺蓮くんと手ぇ繋いでるし、笑
ラ「きゃ~!」
辰「お?できた?」
ラ「でったぁ!」
照「めっちゃいい絵じゃん」
康「これは蓮くん喜ぶで~」
ぉ、もうちょっとで帰ってくるやん!
ラッピングして渡す準備せな~
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蓮Side
いつもより早く仕事が終わって、タクシーに乗り込み、キラキラした街を眺めながら帰る
蓮「あ~、バレンタインだからか」
手を繋いでるカップルだったり幸せそうな家族をみて早く帰らないとな、って思う
みんなで出かけるのもいいけど、あの家で9人で過ごすのも好きだし
運転手「はい、着きましたよ」
蓮「ありがとうございます!」
タクシー代を出して、玄関のカギを開ける。
そしたらバタバタ音がするから、あー、康二が来てくれたんだなと思ってにやけそうになりながら玄関を開ける
康「おかえり!蓮くん!」
蓮「ただいま、康二」
いつもならこのまま手を洗ってリビングに行って、みんなにもおかえりって言ってもらうのが流れなんだけど。
今日は違うらしい
なんかみんな来た
辰「おかえり~」
蓮「ん?うん、ただいま」
照「お疲れ様です」
蓮「ぁ、ありがとうございます…?笑」
翔「おかえり」
涼「おかえり」
蓮「ただいま?」
亮「ぱぱ!おかえり!」
大「おっかえり~! 」
ラ「ぉかぁり」
蓮「いや、ただいまなんだけど、どうした?」
そう聞くとみんなムフフと笑いながら、後ろに持っていたらしいものを差し出してきた
康「ハッピーバレンタイン‼」
大・涼・亮・翔・辰・照「いつもありがとう!」
ラ「あぃがとぉ!」
蓮「ぇ、え?え?なにこれ、、」
とりあえず一番近くで渡してきた康二のを手に取る
甘い匂い、、
蓮「もしかして…、チョコ?」
康「んふっ、そうやで!みんなで作ってん。な!」
辰「涼太に教わりながらだけど」
涼「大丈夫だよ絶対美味いから笑」
蓮「えぇ、嬉しい。ありがとう」
お礼を言うと、ラウールがトテトテ歩いてきた
ラ「あぃっ」
蓮「ん?ありがとう。これなぁに?」
ラ「みんな!」
蓮「みんな?」
照「ラウールにチョコづくりはまだ早いから、絵手紙みたいな」
大「可愛い字でありがとうって書いてるんだよ!!」
亮「家族みんなの絵だって!」
蓮「まって、、泣きそう」
康「いやや泣かんといて笑笑」
ラウールのと、みんなのチョコを受け取る
絶対これ美味しいよ
蓮「味わっていただきます」
辰「いぇ~い」
康「お返しあるん?」
可愛らしく首をかしげて聞く可愛い妻
そりゃぁ、もちろん
蓮「みんなにお返しするよ」
蓮「みんな愛してる」
夕飯食べた後
ラウールの絵を飾って、7人のチョコを美味しく美味しく頂きました
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おまけ編
辰「ん、これ」
照「…え?なにこれ」
辰「見てわかんだろ、チョコだよチョコ」
照「…ぇ、でも、、え?」
辰「お前チョコ好きじゃん。あげる」
照「いいの?」
辰「いいよ」
照「ありがとう...。嬉しい」
辰「んはっ、」
照「...照れてんの?」
辰「んな、照れてねぇし!」
照「そう?笑」
照「ホワイトデーでお返しする」
辰「まじ⁉やっり~」
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翔「ん」
涼「...ん?」
翔「ん!」
涼「...」
翔「チョコ!あげるって言ってんの!」
涼「言ってないじゃん」
翔「うるさい」
涼「えぇ...笑」
涼「でもありがとう、嬉しいよ」
翔「…あっ、これあれだからな、父さんのチョコ作ったときに余ったやつだから!」
涼「はいはい。笑 うん、ありがとう」
翔「...いつもありがと」
涼「こちらこそ」
涼「お返しいる?」
翔「当たり前だろ」
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深夜
蓮「まって、まじで美味しかった」
康「ほんま?よかったわぁ。涼太のおかげやな」
蓮「幸せすぎて爆発しそう」
康「たとえが独特やな」
蓮「…ねぇ、康二?」
康「んー?」
蓮「もう一個、食べたいのある」
康「まだ食うん⁉どんな胃袋してんねん」
蓮「ほら、デザートは別腹、みたいな」
康「そないでっか。んで?なに食べたいん?」
蓮「康二」
康「…んで?なに食べいん?」
蓮「康二、食べる」
康「…うそやんな?」
蓮「俺は素直だよ」
康「えぇ、子どもらおるんやで?」
蓮「じゃあ、頑張って声我慢しようね」(姫抱
康「ぅわっ、!ちょ!」
蓮「バレンタイン、最高だね」
康「違うやろ!」
コメント
7件
やばい人だなー。と、真顔で最後の文章を読んでしまった私をぶん殴りたい!ノω・、) ウゥ・・・
ヤッてるところみたいです!お願いします🙇