こんにちは
くくるです
活動休止、とは?
まぁまぁまぁ
書きたい時に書くのが1番ですし、それが創作者として理想なんですよ(((特大言い訳)))
⚠️注意⚠️
🇷🇺🇧🇾
旧国少しだけ出てきます
暴力表現少しあり
ロシア視点
「__父さん!」
高く積もった雪の道、幼い俺は白い息を切らして父さんに抱きついた。
「ロシア?」
父さんは多少驚きながらも、すぐに笑顔になり、俺を抱きかかえる。
父さんの笑顔が好きだ
ひまわりのように輝いていた
こんな寒い土地の中でも、それは褪せなくて
父さんの笑顔が見たいがために、兄弟と一緒に色んなことをした記憶がある
その頃は、まだ良かった
俺も、こんなんじゃなくて、皆から頼られる長男……だったはずだ
暴力振るったりしなくて
優しい言葉をかけてやれて
精神的な余裕もあって
父さんからも、期待されていた
……なのに
今の俺は_____
『にいさん?』
草原の中、1本だけ生えている木の下で、遊び疲れて休憩しているときだった
俺は木にもたれかかって、ベラは俺の膝を枕にして寝ていた
ウククはまだ遊ぶと言って、近くの花を採りに行っている。
「……どうした、ベラ?」
穏やかな気持ちで、声をかけた
『えへへ……にいさんにこにこしてる……うれしい』
「……え?」
ニコニコ?
無意識だったな……
『にいさんのわらったとこ、だーいすき!』
ベラは寝返りをうって、俺の身体に近づき、ぎゅっと暖かく抱きしめてくれた
「ベラ……」
『ん〜……』
ベラは俺の手に、頭をすりすりと擦り付ける
撫でて欲しいんだろう
その通り撫でてやると、心地良さそうに笑った
俺も、みんなの笑顔が大好きだ
父さんも
ベラも
ウククも
この頃に、戻れたら……な
______________________
「……ん……?」
……どうやら、昔の夢を見ていたらしい
たしか、ウククとアメリカが去ってから……
あぁ、そうだ
ベラを抱えたまま、ソファに座って……
寝たのか、俺
「……」
暗い部屋
つけっぱなしのテレビ
落として割れたウォッカの瓶
夢の中の、美しい世界とは真反対の現実
だけど
俺の膝の上で寝ているベラは、変わっていない
もう目も治っているだろう
そっとベラの頬を撫でてやると、くすぐったそうに身体をよじる
大事な、大事な、俺の家族
もう二度と、傷つけたくないのに
衝動が、抑えられなくて
俺は、また
ベラの首に手をかける
コメント
6件
ああああああああああああああ 最高ですこれからも推しますありがとうございます
ロッシアさん、ロシアさん、、スゥ↑寂しい、んだよね?アァ、なんでまた、、、ヌァァ!!今の感情が!!!!戸惑い、悲しみ、嬉しみ、優しい、で見事に対立してるんですが、、、誰か!!!!この複雑な感情を教えてください!!!!あとロシア視点でもベラちゃんの可愛さやっバイんですねハイありがとうございます!!!!!