テラーノベル
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前話のちょっと違うバージョン♪
ではどーぞ‼️
雑誌の撮影現場、休憩中
「……勇ちゃん、お腹すいた。……あーん、して?」
撮影の合間、楽屋に並んだお弁当を前にして、柔太朗が当たり前のように勇斗の腕にすり寄った。 昨夜からずっと「甘えん坊モード」が継続中の柔太朗は、もう周囲の目なんて一切気にしていない。
「……っ、柔。自分で食べろよ、手、あるだろ」
勇斗は顔を赤くして、わざとぶっきらぼうに答える。
いつもなら勇斗が強引に迫って、柔太朗が「もう、やめてよ」と赤くなるのが二人の定番だった。……が、今は完全に逆。 柔太朗が潤んだ瞳でじっと見つめてくると、勇斗は心臓がバクバク鳴って、直視できなくなってしまう。
「……やだ。勇ちゃんが食べさせてくれないと、僕、一口も食べないもん」
「……お前、……っ、はぁ……分かったよ」
結局、勇斗は真っ赤な顔のまま、お箸で卵焼きを柔太朗の口に運んでやる。
「ん、おいしい。……勇ちゃん、大好き」
柔太朗は幸せそうに微笑んで、勇斗の肩に頬ずりした。
「……っ、……もう、……っ!!」
勇斗は顔を手で覆い、ガチで照れまくる。
(……なんだこれ、可愛すぎんだろ。……昨夜のあのお仕置き、俺が逆にやられてる気分なんだけど……)
27歳の余裕はどこへやら。柔太朗の真っ直ぐすぎる愛情表現に、勇斗の理性も防御力も、今はもうゼロに近かった。
―― 数日後:SNSのタイムライン
その「異変」は、すぐにファンの間でも話題になった。 最近のブログや公式動画、ライブ配信での二人の様子が、明らかに「親密」の域を超えていたからだ。
『ねえ、今日の生配信見た? 柔くんがずっと勇ちゃんの服の裾掴んでて死んだ……』
『勇ちゃんが柔くんの甘え攻撃にガチで照れて耳まで赤くしてたの、何事?』
『二人の距離感がゼロどころかマイナス。これ、もう実質……』
そしてついに、X(旧Twitter)ではこんなハッシュタグがトレンド入りしてしまう。
『#佐野飯ならぬ佐野家への嫁入り』
『#勇柔結婚発表はいつですか』
ファンの間では「もう二人は公認カップル」という空気が出来上がり、SNS上は祝福(とお祭り騒ぎ)の嵐。
「……ねえ、勇ちゃん。SNSですごいことになってるよ」
二人の自宅。ソファで勇斗の膝に頭を乗せてスマホを見ていた柔太朗が、クスクスと笑いながら画面を見せてきた。
「……『結婚発表まだですか』だって。……どうする? 勇ちゃん」 「……っ、……お前、……面白がってんだろ」
勇斗は、画面に並ぶ「結婚おめでとう」の文字を見て、またしても顔を火照らせた。 けれど、勇斗は柔太朗の頭を優しく撫で、その指先を自分の指と絡ませる。
「……発表はできないけど。……まあ、気持ちはとっくに、そんな感じだよ」
「……え、なんて言ったの?」
「……なんでもねーよ!!」
勇斗は照れ隠しに柔太朗の頬をムニっと引っ張った。 柔太朗は「ふふ、勇ちゃん顔赤い」と嬉しそうに笑って、勇斗の胸の中に潜り込む。
「……じゃあ、世間的には内緒の、僕たちだけの結婚式、しよ?」
「…………っ、……お前、……ほんと、……ずるい」
勇斗は降参したように溜息をつき、柔太朗の額に深く、誓いのようなキスを落とした。 ファンの期待通り……いや、それ以上に二人の絆は深く、甘く、永遠に続いていく予感に満ちていた。
なんかやっぱ文の構成変だよね〜😭😭😭
なんも自分の思い通りに描けなくて泣きそう
ここまで呼んでくれた方本当に心優しくて感謝です泣😭
ではまた気まぐれに追加します♪
コメント
2件

とても面白くて一気に読んでしまいました…! 文もとてもお上手で、こちらの書き方が個人的にはかなり好きです😊 無理はせず頑張ってください、他にお話が追加されるのを楽しみにお待ちしていますね✨