みなさんこんにちは、からです!
タイトルでわかるように今回も毒素です
えーと、お察しの通り毒素書くのが楽し過ぎてですね…
ちゃんと他のペアも書くのでとりあえず今回は毒素で!
・口調迷子
・tngr(付き合ってます)
・軍パロ
転載・通報は禁止でお願いします
こちらの作品はご本人様とはなんの関係もありません
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10月30日、俺の右腕であるトントンの部屋には我々国の幹部たちが揃っていた。
そこでは1年に1度の重要な会合が行われていた。
そう…
「「ハッピーハロウィン!」」
ハロウィンパーティーである。
本来ならば当日に全員で大掛かりな準備をして行うのだが、今年はどうしても外すことのできない会議が入ってしまい、急遽前日にずらす事となったのだ。
しっかりとした準備こそ出来なかったものの、各々が好きな菓子やら飲み物やらを持ち寄って飲んで騒いでの大騒ぎを起こしていた。
数時間後、騒ぎ疲れたのか自然と解散のムードになり、トン氏が
「お前らゴミ持って帰らんかったら許さんからな」
と釘を刺したのが功を奏したのか部屋はパーティーの前と同じような状態に戻っていた。
そして全員が部屋を出た後、部屋には俺とトン氏だけが残った。
「んで、あんたは何でまだ部屋にいるんすかね ぇ…?」
「ん?もちろん決まっているだろう!」
「トリックオアトリート!」 「トリックオアトリート」
俺とトン氏の声が見事に重なる。
「はぁ、そんな事やろうと思っとったよ…」
「なんだ、気付いていたのか」
「伊達にあんたの右腕やってないんでね…」
机の引き出しを開け、中から小さな袋を取り出す。
「ほい、あんたが好きそうなやつ買っといたで」
「嬉しいがつまらんやつだな…」
袋を受け取り、中身を取り出しながら呟く。中には俺が好きなチョコレートが入っていた。しかし、嬉しいのだがそうじゃない。俺は普段から冷静な感じのトン氏に悪戯がしたかったのだ。
「あんたは悪戯したかっただけやろ?ほんま に…」 「そんじゃ用意してあるとは思うけど一応聞い とくわ、トリックオアトリート」
俺も馬鹿ではない。こちらが仕掛けるのなら向こうだって仕掛けてくることぐらいわかっている。
「ふん、俺が用意していない訳ないだろう?」
そう言いながらソファの後ろに手を伸ばす。そこには俺が選んだクッキーが入っている白い小袋がある。
はずだった。
「あれ、?」
どれだけ手を伸ばしても指先に何かがぶつかる感触はなく、体を乗り出して確認してもそれが見つかることはなかった。
「え、まさかほんまに用意してなかったん?」
「いや、確かに持ってきて…」
その時、インカムから間の抜けた声が響く。
「あ、僕なんやけど、誰かとんちの部屋に白い 袋持っていったやつおる?持って帰った袋の中に混ざっとったんやけど」
「俺のだ、今すぐ取りに行く。」
「ぐるちゃんのなん?悪いけど俺今から任務や ねんな。終わったら届けるわ。じゃ」
そう言ってインカムは切れた。
…あいつは後でそれなりの書類をこなしてもらうとしよう。
だが今はあいつの事を考えている暇などない。
目の前にいる、ありえないほどニヤニヤした顔を浮かべたこの男をどうするか考えなければ。
「ほーん、グルさん自分は人からチョコ貰った んに俺にはくれないんやな?」
「ぃや、その、だな… お前もインカムで聞こえていただろ!? 用意はしていたんだ…!」
「渡されへんかったら意味ないやろ」
喋りながらも確実にこちらへ近づいてくるトン氏。非常にまずい。
「菓子くれへんのやったら悪戯せぇへんとな ぁ?」
「ぅ、わかった…。好きなように悪戯するとい い。」
こうなってしまっては逃げられない。さっさと認めた方が自分の為だ。
「意外と素直なんやな…? じゃあ、そのチョコ1粒俺に食わしてや」
トン氏は先程俺に渡した袋を見ながら言う。
それだけでいいのか…?
疑問に思いながらも袋からチョコを1粒取り出し、そして差し出す。
するとトン氏は俺の口を指差して、
「そういう事ちゃう、グルさんが口に咥えてか ら食わしてっちゅう事や」
「なっ⁉︎」
思わず驚きの声を上げるがすぐに落ち着こうと必死になる。ここでこれ以上のリアクションをとってしまえば絶対にやばい。
「ほぇ、はやふふえ(ほれ、早く食え)」
なるべく動揺を悟られないようにしつつ早く食べるように促す。トン氏が満足そうな顔でこちらに近づいてくるのを見て思わず目を瞑る。
「ん、…やっぱうまいなこれ」
予想に反してチョコはあっさりと俺の口からなくなり、うまそうな顔でそれを食べるトン氏。
…もしかして俺はただ1人で恥ずかしい勘違いをしていただけなのでは?
「なぁグルさん、もう1つだけちょうだいや」
「あ、あぁ。」
声をかけられ、慌ててチョコを口に含む。
するとトン氏は先程とは違い自分の舌をチョコごと俺の口の中に押し込んでくる。
「ん“…⁉︎」
1粒目のあまりのあっけなさのせいで油断していた。こういうやつなのだ、こいつは。
「ぁ、ふッ…んッ…」
口の中のチョコを舐めとるように口内を隅々まで犯されると我慢しようにも声が出てしまう。
「っは…とん、し」
「んー?」
一瞬口が離された隙に息を吸うと再び口を塞がれる。
「ん“、ふぁ“、んぅ“…」
キスをしながらソファに押し倒される。キスのせいで頭が回らず、押し返す力も入らない。 それを知ってか知らずか、トン氏は俺の鎖骨やら脇腹やらを撫でる。服の上から撫でられているだけだというのに身体が反応してしまう。
これ以上続くと酸欠になる。そう思い離れようとするも、トン氏に頭をしっかり押さえられているためびくともしない。
「ぅ“、ん“ん“ッ」
もはやどちらのものかもわからなくなった唾液とチョコの甘さが混ざって何が何だかわからず、酸素を求めて背中に腕を回す。
意図に気付いたのか、トン氏は少し不満そうな顔をしながらもようやく口を離す。
「っ、は…」
「まだキスしかしてへんのにそんな顔なるんや な? ここも勃っとるし…」
「ひぁッ、! ま、て…」
こちらの声を完全に無視して服の中に手を突っ込み、陰部を優しく触られる。
「とんし、はなせ、ほんとにッ…ぃ“、~~~~ッあ“、!」
「おーおー、早いな、溜まっとったんか?」 「ま、これで悪戯終わりっちゅう事で…」
久しぶりということもありすぐに達してしまった。頭が痺れるような感覚になり、 イった反動で中が疼く。 たりない。もっと、触れて欲しい。
「ッとんし…」
「ん、どした?」
「その…ぃ、れて欲しい…」
真紅の瞳が見開かれたがそれはほんの一瞬で、次の瞬間には飢えた獣のような瞳でこちらを見つめていた。
「あんた今日やけに素直やな?一応言うとくけ ど誘ってきたんはグルさんやからな?俺が満足するまでやめへんで」
*
翌日グルッペンは会議の場で枯れに枯れまくった声しか出ずトントンと共にオスマンにこっぴどく怒られ、メンバーには散々笑われたとか…
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はい、いかがだったでしょう?
ひとつ言い訳をさせていただくとですね、ほんとはちゃんと続きのRのシーンも書こうと思ってたんですよ?だけどいざ書き始めようとすると主の才能の無さが顕著に出てしまい…
次の話こそはRシーン入れようと思ってるのでお許しを…
では次回をお楽しみに!
以上、からでした!
コメント
2件
美味しぃ...美味しぃw
んふふwぬへへへ