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~ Jisung ~
僕は今罪を犯してしまった。
それは自分からリノヒョンとヒョンジニにダンスレッスンを申し込んだくせにサボったこと。
いやまぁ結果的にはサボっちゃったけどそんなつもりじゃなかった!本当にね?
ちょっっと落ち着いて休憩したくてトイレって口実作って練習室出て廊下の椅子で休んでたら寝落ちしちゃった…みたい。
5分だけ休みたかったの!!
こんな30分も寝るつもりなかった!……
本当に申し訳ないや。2人とも怒ってるかな、?もう終わりだ。ノコノコ戻るなんてできないし…ほんとどうしよう。
ーその頃の練習室内ー
MH「ヒョンジナー」
HJ「おつかれーリノヒョーン」
MH「ハニ見なかった?」
「ちょっと前からいないんだけど」
HJ「トイレって言ってたけどサボり?」
HJ「うわセコーさいて〜」
MH「大丈夫かな」
HJ「俺探してくる〜とっちめてやらないと」
MH「いや!!!」
HJ ???
MH「あいや 俺がいく」
「お前は帰ってて。俺がハニを…」
HJ「あ待ってるよ。宿舎違うでしょリノヒョン」
「ハニは俺と一緒に帰るよ」
MH「…そう。とりあえず探してくる」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガチャッ
うわドア開いた音した。
MH「ハナーー!」
あリノヒョンだどうしよう。怒られるかも。今出てこうかな?土下座すれば…
いや起きたのに行かなかったってバレたらそっちのが怒られるよ。…ここは寝たふりだ。
JS「💤」
MH「ハナー!」
「あ、ハナ…」
「…」
どうしたのかな?バレてる?
急にヒョンが急に黙りこくるからそんなことを考えていると横にリノヒョンが座って僕の頭を自分の膝に乗せた。
そして頭を定期的に撫でてくる。
これはどういう…んーいわゆる膝枕だよね?なんで?このヒョンなんなの。僕どうしたら…
このちょっと変な状況作り出した張本人なのに終止符を打ったのもリノヒョンだった。
MH「ハナ」
「無視するの〜ふーん」
「正直最初っから起きてるでしょ?」
めっちゃ驚いた。なんでばれてるの。
JS「どうしてわかったの、?」
MH「ハニのことならなんでもお見通しだよ〜」
JS「なにそれ」
「はい起きた起きた〜」そう言って僕を素早く起き上がらせると何事も無かったかのように立ち上がって伸びをするヒョン。
そしてケロッとした顔で練習室に戻ろうなんて行ってくる。
なんで膝枕…僕は聞いてみることにした。
JS「なっなんで膝枕なんてしたの?」
MH「んー、気分?」
ほんとおかしいよこのヒョンは。気分だけでそんなことする?いやしないでしょ。
MH「嘘嘘。ジソンイが可愛かったからつい」
そんなこと言って恥ずかしそうな顔をするリノヒョン。こんなのずるい。照れないわけない。
JS「もう!早く戻ろ!」
はぁこれだからだめだよリノヒョンは。
最近はこういうことしてきて僕を弄んでくる。
変だよ。このヒョン。
僕は多分リノヒョンが好き。多分ね?
リノヒョンは知らないと思うけど。
知りたくもないと思うし…
だからこの感情とは墓場まで付き合うつもり。寂しいけどね。仕方ない。
僕が思うにリノヒョンは猫なんだと思う。
いつも自由で本能に忠実。
気がのったらやる、のらなければやらない。
好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。
そういうと冷めた人みたいでしょ?
でもね めっちゃめちゃ優しいの。
ツンデレっぽい。なんだかんだ優しい。
そういうところが大好き…
僕はこれ以上考えると横にいるリノヒョンを意識しすぎておかしくなりそうだからやめた。
程なくして練習室に着いた。
ドアを開けるとすかさず
ヒョンジンが僕に飛びついてきた。
JS「うわっ!びっくりした〜」
HJ「どこ行ってたの?なにしてたの?」
JS「いや〜ちょっとトイレ行こーと思ったら廊下で寝ちゃってさ、笑」
さすがに無理があるな。
僕はそう思ったけど
ヒョンジンは思わなかったらしい。
HJ「そっかそっか」
「俺寂しかったんだけど〜ハナー」
ちなみにヒョンに続いて、こいつもこいつでなんか最近変なの。やたらくっついてくるし…
まさか僕のこと好きなのって思わざるおえない。さすがにないとは思うけど。
JS「えーなん」
MH「俺帰るから」
僕の言葉を遮るように
リノヒョンが冷たく言った。
やっぱり僕がサボって怒ってるんだ。
JS「ヒョンっ」
「あ今日は教えてくれてありがと」
「今度ヒョンと行きたいカフェが
あるんだけど…どう、?」
MH「…」
今勢いでデート誘っちゃったけど
絶対今じゃなかったよね。
どうしよう謝る?怒ってるかな。
MH「そう。いいよ2人で行こ」
JS「良かった」
「今度そっちの宿舎行くから」「待ってて!」
MH「うん じゃ」
そう言って出ていったヒョン。
最後に少し笑ってくれた。よかった。
しかも聞いた?2人でだって!
いや変に期待しちゃだめだハンジソン。
HJ「ハナ〜俺はー?」
「なんで誘ってくれないの俺も教えたじゃん」
JS「お前とは最近遊ぶじゃーん」
「んー別の時なら誘うよ」
HJ「わかったよ」
「俺ら宿舎まで歩いて帰ろ」
JS「いいよー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
帰りヒョンジンはstayが見守ってくれている退勤中、急に手を繋いできた。しかも恋人繋ぎ。
stayたちが大騒ぎでもうやばい。
僕は走った。全力で。
ヒョンジンは なんで走るのー笑
なんて言ってる。お前のせいだろ。
JS「はぁもう離してよ。手」
HJ「いいじゃんもうちょっとで宿舎だしー」
こういうとき断ると拗ねるのは知ってるから仕方なくこのまま帰った。
JS「ただいまー」
返事がない。どうやらチャニヒョンと
チャンビニヒョンは寝てるらしい。
僕は急いで荷物を置くとベッドにダイブ。
疲れた〜もうこのまま寝ようと思ったら
ヒョンジンが僕の部屋に入って
僕の上に寝っ転がった。重い。
JS「ヒョンジニ疲れたし寝よう。」
「ていうか重いんだけど〜」
HJ「あー俺の愛が?」
JS「お前まじでおかしくなった?笑」
HJ「いや本気本気笑」
「実際もっと重いけどね」
JS「直ちに寝た方がいい笑」
「ヒョンジニ疲れてるよ多分」
JS「?!?!」
っえ。やば。
こいつポッポしてきやがった。
まじで本気なの?よくある冗談?
HJ「ここまでしないとわからないの?」
「正直気づいてたでしょ?」
JS「え、いや…最近変だなとは
思ってたけど、」
HJ「そっか。急でごめん」
「でも好きなんだ。やっぱ男は嫌?」
JS「いや!男が嫌とかはないけど」
「正直まだわからないというか」
そういうとヒョンジンはアピールしまくるから覚悟をしとけって宣言して部屋を出てった。あーどうしよう。ヒョンジンは良い奴だ。
でもリノヒョン…
僕はリノヒョンが好きなうちは
他の子と付き合うなんて考えらんない。
やっぱりヒョンが好きだ。
多分じゃなくて。
明日は休日だからリノヒョンを
早速カフェに誘おう。
僕は明日のことを考えてるうちに
眠りについてしまった。