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…ある日、突然私の前に現れた超人…
彼のことは、まだよくわかっていない
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〈職員玄関〉
ピンポーン♪
事務職員:はい
来訪者:3学年の生徒の保護者なのですが、忘れ物を届けに来ました
事務職員:わかりました、どうぞ(ガチャッ)
来訪者:(ダッ)
事務職員:あの!?お待ち下さ…
それからおよそ5分後ほど経って、緊急の放送によって、来訪者が不審者だったことがわかったのだった
私達は、不審者がいないか目をこらしながら、そっと体育館に向かった
不審者(来訪者)は、校長を出せと怒鳴り散らした…その手には、銃が握られていた
バリーン💥
突然、体育館の右側にある、中庭が見える窓ガラスが割れた
…それなら、野球部員が速球をぶつければ壊せたかもしれないが、窓枠がねじ曲がっていたのだ
そして、私の前を、勢いよく風が通り過ぎた その風は、奥まで流れていかず、黒い霧の形をとった
霧が、人の形に変わっていく…完全に人の姿になった時、宙に浮かんだ人が、ローブを翻して不審者に向かっていった
その時に見えた鋭い瞳が、怒気をはらみ、その人は___彼は、不審者の首を締め上げ、銃を粉々に砕いた
しばらく、体育館は静まり返っていた…不審者が気を失っていたからだ…彼が、何者なのか?皆、考えただろう
そして、また彼と目が合った なぜだろうか?___彼は、意味深な笑みを残して、霧に戻り、消えた___
それが、彼との出会いだ___